謝科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

謝科(しゃ か、谢科、2000年1月14日 - )は、中国囲碁棋士浙江省寧波市出身、中国囲棋協会に所属、九段。天元戦挑戦者、Mlily夢百合杯世界囲碁オープン戦準優勝、など。

経歴[編集]

父が囲碁好きなため幼少時から囲碁に親しみ、寧波市の強豪に指導を受けて小学校に入る前にアマチュア二段となった。2009年9歳の時に晩報杯全国業余囲棋選手権戦に最年少で出場、その後北京に移り、北京囲碁道場で学ぶ。[1][2]。2012年、北京左安門中学時代に鑽石杯業余棋王戦準優勝[3]。2013年初段。

2014年に中国棋院杭州分院に入る[4]。同年建橋杯中国囲棋新人王戦ベスト8、百霊愛透杯世界囲碁オープン戦に出場しベスト32。2015年新人王戦ベスト4、Mlily夢百合杯ベスト8。2017年利民杯世界囲碁星鋭最強戦ベスト8、Mlily夢百合杯ベスト4進出し、準決勝で朴廷桓に1-2で敗れる。同年三段、及び五段昇段。2018年天元戦挑戦者となるが連笑に1-2で敗退、CCTV杯ベスト8、六段。2019年七段、八段。

2021年Mlily夢百合杯と応昌期杯で決勝進出2回により九段昇段[5]。Mlily夢百合杯決勝で羋昱廷に2-3で敗れ準優勝。

中国囲棋リーグには2014年に丙級、2015年から甲級に杭州チームで出場。中国棋士ランキングでは2017年29位、2020年13位。人工知能との対戦では、2018年に絶芸、星陣に勝利している。

主な棋歴[編集]

[編集]