諸兵科連合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

諸兵科連合(しょへいかれんごう、英語Combined armsドイツ語Gefecht der verbundenen Waffen)は、軍隊内の異なる兵科兵種)同士が戦闘の実施するにあたって、相互に欠けている能力を補完するために組まれる単位や形態についての戦闘教義諸兵種連合諸兵連合陸上自衛隊では諸職種連合[1]と呼称している。

諸兵科連合教義はそれぞれ一種類の兵士または一種類の武器体系のみからなる兵科部隊と対照をなす。

現代の軍隊で例えれば機甲師団は歩兵部隊、戦車部隊、砲兵部隊、工兵部隊、偵察部隊さらにヘリコプター部隊の混成からなり、単一の命令系統に組み込まれる。諸兵科連合部隊を構成する各種部隊はいずれも単一の兵科部隊であるが、編組する場合は最大の単位を基幹にして部隊を集中させる。また、状況が必要とした場合は更に他軍種から戦闘機爆撃機などの航空機や艦艇による各種支援も実施される。諸兵科連合は均質性を維持する階梯以下にまで適用される場合もある。例えば一時的に戦車中隊を歩兵大隊に配属させるなどがある。

脚注[編集]

  1. ^ 「統合戦闘力演習」を終えて陸上自衛隊第2師団長田中敏明陸将

参考文献[編集]

  • デービット・C・イスビー、林憲三:訳『ソ連地上軍 兵器と戦術の全て』原書房、1987年。
  • 高井三郎『現代軍事用語 解説と使い方』アリアドネ企画、2006年。
  • 『歴史群像アーカイブ vol.2 戦術入門』学習研究社、2008年。
  • 『歴史群像アーカイブ vol.3 現代戦術への道』学習研究社、2008年。

関連項目[編集]