西依成斎

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西依 成斎(にしより せいさい、1702年9月3日元禄15年閏8月12日) - 1797年7月27日寛政9年閏7月4日))は、江戸時代中期の山崎闇斎派の儒学者。名は周行、通称は儀兵衛。

人物[編集]

肥後玉名の人。京に出て若林強斎に学び、その家塾である望楠軒を継承維持した。また、若狹小浜藩からも賓師として迎えられた。養子は西依墨山、門人に鈴木尋思斎奥野寧斎川島栗斎山口菅山古賀精里等がいる[1]。著作に「論語講義」「中庸師説」などがある[2]

脚注[編集]

  1. ^ 岸本三次『西依成斎基礎資料集』岩田書院
  2. ^ "西依成斎". デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社). コトバンクより2022年6月29日閲覧