被角血管腫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
被角血管腫
分類及び外部参照情報
ICD-O: M9141/0
DiseasesDB 31444
MeSH D000794
プロジェクト:病気Portal:医学と医療
テンプレートを表示

被角血管腫(ひかくけっかんしゅ、: angiokeratoma)は、表面に過剰な角化を伴う血管腫(丘疹)の一種[1]

ダーモスコープを用いると、患部の中の球状に拡張した血管が確認できる[1]

患部が破裂した場合は出血を伴うこともある。また、レーザー治療も導入されている[2]

病型[編集]

皮膚病理発展推進機構においては、5つの病型に分類している[3]

単発性被角血管腫[編集]

外傷後の反応として発生。青・黒色[3]

ミベリ(Mibelli)被角血管腫[編集]

小児や思春期の手足に発生。凍瘡の既往歴がある人に起こることが多い、疣状の丘疹[3]

陰嚢被角血管腫・外陰被角血管腫[編集]

陰嚢被角血管腫

陰嚢被角血管腫(いんのうひかくけっかんしゅ、: angiokeratoma scroti)は、陰嚢にできる2-30mmほどの暗赤色の良性腫瘍。角質増殖と血管拡張を伴う。30歳以降の男性に発生し、老人性血管腫の一種という説がある[4]

外陰被角血管腫(がいいんひかくけっかんしゅ、: angiokeratoma of the vulva)。女性も経年とともに、外陰部に発生することがある[5]

母斑様限局性被角血管腫[編集]

ファブリー)限局性被角血管腫ともいう[6]。出生時に既に発生することも多い、稀なタイプ。列状の丘疹・局面[3]

びまん性体幹被角血管腫[編集]

ファブリーびまん性体幹被角血管腫ともいう。経年が原因ではなく、α-ガラクトシダーゼAの欠乏による、リソソームの貯蔵障害に起因するものとされる[7]

脚注[編集]