虹のオルゴール工場

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虹のオルゴール工場』(にじのオルゴールこうじょう)は宝塚歌劇団ミュージカル作品。

解説[編集]

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[1]を参考

1963年の宝塚大劇場公演では槇克巳水穂葉子麻鳥千穂らが出演した。

ストーリー[編集]

※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演初演[1]を参考

オルゴール会社に勤める一郎は、東京で歌手になる夢があった。両親に内緒で、東京の芸能会社宛てに依頼の手紙を出した。恋人は反対し、泣いて頼むが、一郎は聞く耳を持たなかった。ついに両親がそれを聞いて、騒動になる。そんなある日、一郎は亡き祖父が愛用した石の枕で夢を見る。

上演記録[編集]

1963年[編集]

花組[1]
  • 7月2日 - 7月31日 宝塚大劇場
併演作品は『落日の砂丘
星組
  • 8月2日 - 9月1日[1](新人公演:8月17日[2]) 宝塚大劇場
併演作品は『太陽に乾杯![1]
雪組[3]
併演作品は『レビューへの招待
月組[3]
併演作品は『レビューへの招待』

1964年[編集]

星組[4]
  • 2月1日 - 3月1日 宝塚大劇場
併演作品は『南の哀愁
花組[3]
  • 3月7日 - 3月31日 東京宝塚劇場
併演作品は『祝歌』と『フェスタ・宝塚

宝塚大劇場公演のデータ[編集]

1963年
形式名は花組が「貿易記念日設定記念 ミュージカル・プレイ[1]」、星組が「ミュージカル・プレイ[1]」。20場[1]
1964年
形式名は「タカラヅカ・ミュージカル[4]」。20場[4]

スタッフ(花・星組共通)[編集]

主な配役[編集]

1963年[編集]

※「()」の人物は新人公演

花組
星組

1964年[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k 100年史(舞台) 2014, p. 125.
  2. ^ a b c 100年史(舞台) 2014, p. 290.
  3. ^ a b c 100年史(舞台) 2014, p. 214.
  4. ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 126.
  5. ^ a b c d e 100年史(人物) 2014, p. 186.
  6. ^ a b c d e f 100年史(人物) 2014, p. 187.
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 60年史別冊 1974, p. 2.

参考文献[編集]

  • 編集発行人:橋本雅夫『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』宝塚歌劇団、1974年5月11日発行。 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0