硬筆書写検定

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硬筆書写検定(こうひつしょしゃけんてい)は、財団法人日本書写技能検定協会実施の硬筆書写の技能検定。1964年(昭和39年)3月29日、ペン字検定の名称でスタート。1990年(平成2年)4月1日に現在の名称に変更。2007年(平成19年)度は延べ7万8272人が受検した。

目次

[編集] 検定級

  • 1級(大学・一般程度)…硬筆書写の高度な専門技術及び知識をもって書くことができる。
  • 準1級(大学・一般程度)…硬筆書写のより専門的な技術及び知識をもって書くことができる。
  • 2級(高校卒業・大学・一般程度)…硬筆書写の専門的な技術及び知識をもって書くことができる。
  • 3級(中学校卒業程度)…硬筆書写一般の技術及び知識をもって書くことができる。
  • 4級(小学校6年生修了程度)…硬筆書写の基礎的な技術及び知識をもって書くことができる。
  • 5級(小学校5年生修了程度)…硬筆書写の初歩的な技術及び知識をもって書くことができる。

[編集] 内容

  • 1級…速書き、漢字10字を書く(楷行草三体)、縦書き、横書き、自由作品(和歌、現代詩、漢詩から一つ選択)、掲示文(縦書き)(以上実技)、常用漢字体を旧字体と書写体で書く(各5字)、草書(一字ずつ)と古典(主として古筆)を読む、漢字の添削(一字ずつ)、書道史、誤字訂正、歴史的仮名遣い(以上理論)
  • 準1級…速書き、漢字8字を書く(楷行草三体)、縦書き、横書き、自由作品(和歌、現代詩、漢詩から一つ選択)、掲示文(縦書き)(以上実技)、常用漢字体を旧字体と書写体で書く(各5字)、草書4字と古筆を読む、書道用語・書道史(正誤式)、書道史、誤字訂正(以上理論)
  • 2級…速書き、漢字10字を書く(楷書・行書)、縦書き、横書き、はがきの本文、掲示文(横書き)(以上実技)、楷書と行書の筆順、旧字体と書写体を常用漢字体で書く(各5字)、草書を熟語で読む、平仮名のもとの漢字、漢字の部分名称、誤字訂正(以上理論)
  • 3級…速書き、漢字10字を書く(楷書・行書)、縦書き、横書き、はがきのあて名、掲示文(横書き)(以上実技)、漢字の部分名称、楷書の筆順、草書を文中で読む、誤字訂正(以上理論)
  • 4級…速書き、漢字仮名交じりの言葉5~6字を書く、縦書き、横書き、掲示文(縦書き10字前後を2行で書く)(以上実技)、教育漢字・平仮名・片仮名の筆順、教育漢字の書き取り(以上理論)
  • 5級…漢字仮名交じりの言葉5~6字を書く、縦書き、横書き、掲示文(縦書き10字前後を2行で書く)(以上実技)、小学5年までの教育漢字・平仮名・片仮名の筆順(以上理論)

[編集] 合格基準

  • 1級…実技600点中535点以上かつ理論400点中315点以上
  • 準1級…実技600点中515点以上かつ理論400点中305点以上
  • 2級…実技600点中475点以上かつ理論400点中295点以上
  • 3級…実技600点中415点以上かつ理論400点中275点以上
  • 4級…700点中460点以上
  • 5級…500点中300点以上

[編集] 試験時間

午前10時開始。1・準1・2級90分、3・4・5級60分

[編集] 使用できる筆記具

1級~4級

  • 第1問…ボールペン(4級は鉛筆も可)
  • 第2問~第5問(4級は第2問~第4問)…つけペン、万年筆、ボールペン、サインペン(1級及び準1級の第5問は油性マーカーも可)
  • 第6問(4級は第5問)…油性マーカー
  • 第7問~第10問(4級は第6問及び第7問)…1級及び準1級はボールペン、サインペン、万年筆、2級~4級は自由

5級…鉛筆

[編集] 有名人での合格者(2級以上のみ)

[編集] その他

  • 平成18年度第1回検定から準1級及び5級が設けられた。
  • 個人受検の場合は、日本国内70か所余りに設置される公開会場を利用する。
  • 団体受検の場合、受検者数が硬筆・毛筆合わせて20人以上のときは、単独会場を設置することができる。
  • 同一回において、二つ以上の級を同時に受検することはできない。しかし、硬筆と毛筆は、どの組合せでも受検することができる。
  • 1級~3級の不合格者において、実技又は理論のどちらかが合格点に達している場合は、準登録の手続きを行う。これを行うと、次回及びその次の回の検定で不合格科目のみを受検することができる。それに合格すると正規の合格者となる。
  • 1級に合格すると、優秀な指導者としての社会的な位置付けを行うための指導者証及び認定書が交付され、ペン字教室を開くことができる。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク