石川誠 (内科医)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

石川 誠(いしかわ まこと、1925年12月6日 - 1992年2月24日[1])は、日本の内科医。専門は消化器病学、特に消化吸収。医学博士[2]

経歴[編集]

東京出身[1]第一高等学校 (旧制)から、東北大学医学部卒業。1950年、同大医学部内科教室(教授 黒川利雄)に入局。1953-1958年、フルブライト留学生として米国留学。1970年、東北大学医学部助教授。1974年、山形大学医学部教授(内科学第二講座初代教授[3])。1980年、同大大学病院院長。退官後、寒河江市立病院院長を務めた[1]。1992年2月24日、腹部大動脈瘤破裂のため死去[1]。66歳没。

日本消化器病学会会長、日本胃集団検診学会会長、日本内科学会・日本消化器内視鏡学会・日本消化器集団検診学会・日本臨床栄養学会などの評議員、厚生省特定疾患「消化吸収障害調査研究班」班長などを歴任。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 『現代物故者事典1991~1993』(日外アソシエーツ、1994年)p.53
  2. ^ 血清蛋白と細網内皮系及び肝機能についての電気泳動学的研究 : 特に血清蛋白産生個所についての一考察、東北大学。博士論文書誌データベース
  3. ^ 武田弘明. “内科学第二(消化器内科学)講座:教室のあゆみ”. 山形大学. 2010年12月30日閲覧。

参考資料[編集]

  • 「山形大学医学部内科学第二講座 十年の歩み」、山形大学医学部内科学第二講座 開講十周年記念会実行委員会、1984

外部リンク[編集]