王翰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

王翰(おう かん)は、中国詩人。并(へい)州晋陽(山西省太原市)の出身。は子羽(しう)。

豪放な性格で、酒を好み、家に名馬と美妓を集めて、狩猟や宴会に日を送っていた。睿宗(えいそう)の景雲2年(711年)、進士に及第し、張説(ちょう えつ)に認められて駕部員外郎に任ぜられたが、説の失脚とともに汝州(河南省臨汝刺史として都を追われ、次いで仙州(河南省葉県)別駕に左遷されたうえ、素行が治まらぬと弾劾され、道州(湖南省道県)司馬に流されて死去。

作品に、『涼州詞(りょうしゅうし)』(七言絶句)がある。

涼州詞
葡萄美酒夜光杯 葡萄の美酒 夜光(やこう)の杯
欲飲琵琶馬上催 飲まんと欲すれば 琵琶 馬上に催(うなが)す
酔臥沙場君莫笑 酔うて沙場(さじょう)に臥す 君笑うこと莫(な)かれ
古来征戦幾人回 古来征戦(せいせん) 幾人か回(かえ)る

出典[編集]