滑液

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滑液(かつえき)とは、関節関節腔を満たす液体である。

概要[編集]

滑膜性連結の一般的な構造。赤色が関節を包む関節包で、その内層が滑膜。水色は関節軟骨。

関節とは骨と骨の連結をいい、骨と骨が線維性の組織により結合される線維性連結、骨と骨が軟骨により結合される軟骨性連結、骨と骨の連結部が関節包に覆われる滑膜性連結の3つに大別される。これらのうち3つ目が、一般に関節と呼ばれるものである。

滑膜性連結の一般的な構造は右図のとおりで、骨と骨の間に空隙がある(図の黒色の部分)。滑液はこの空隙(関節腔)を満たす。

性質、機能[編集]

性質
  • 淡黄色透明
  • ヒアルロン酸と糖タンパク質を豊富に含む
  • 滑膜(関節包の内層)の細胞から分泌される
機能
  • 関節の運動を滑らかにする
    潤滑油として機能する。
  • 関節軟骨の栄養
    成人の関節軟骨には血管リンパ管が少なく、滑液から酸素や栄養素を補給する。

参考文献[編集]

  • 社団法人全国柔道整復学校協会・教科書委員会『柔道整復学-理論編』改訂第5版、南江堂、2009年