沖田武子

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沖田 武子(おきた たけこ、生年不詳 - 1987年昭和62年〉4月[1])は、日本の香道家。香道御家流桂雪会理事長を務めた[1]

山本霞月一色梨卿らに師事。1963年、大倉華桂原田聴雪と共に香道御家流桂雪会結成に参画。その後、大倉華桂の死去に伴い桂雪会理事長に就任した[1]

組香では古典文学を用いることが多いが、夏目漱石虞美人草坊つちやんを組香化させた[2]

夫は戦前の投てき王・沖田芳夫[3]

著書[編集]

  • 1954年『源氏物語新組香 上』(新生活社、共著)
  • 1965年『組香の鑑賞』(理想社、共著)
  • 1973年『組香集 桂の雪』(出版社不詳)

脚注[編集]

  1. ^ a b c 香道の歩み」御家流香道 桂雪会
  2. ^ 組香の鑑賞」国立国会図書館デジタルコレクション
  3. ^ 桂雪会について」御家流香道 桂雪会

外部リンク[編集]