水分峡

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水分峡(みくまりきょう)は広島県安芸郡府中町にある渓谷。北側の別峯は岩屋の観音といわれる。ここを水源として府中川が流れ下る。[1]

概要[編集]

付近は水分峡森林公園として整備されている[2]

原爆写真の撮影[編集]

1945年8月6日原爆投下でのきのこ雲を最も早い時点で記録した写真は、当時中学生で、たまたま水分峡にハイキングに来ていた山田精三(のち中国新聞社記者)によって撮影され、翌1946年松重美人の手によって現像され、世に出た[3]

アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ひろしま文化大百科 - 水分峡”. www.hiroshima-bunka.jp. 2021年11月6日閲覧。
  2. ^ 水分峡森林公園利用案内 - 府中町公式サイト”. 府中町. 2021年11月6日閲覧。
  3. ^ 『記憶を受け継ぐ』 山田精三さん―きのこ雲「強烈な朱色」”. 中国新聞社 (2023年1月26日). 2023年11月29日閲覧。