松本正友
松本 正友（まつもと まさとも、1849年7月19日（嘉永2年5月30日[1]） - 1916年（大正5年）8月10日[2]）は、日本の政治家、衆議院議員（1期）。
経歴[編集]
石見国美濃郡虫追村(のち島根県美濃郡中西村、現・益田市)生まれ[1]。漢学を学ぶ[1][2]。1868年、津和野藩より庄屋に任ぜられ[1]、のち、戸長となる[1]。島根県会議員、虫追村会議員、村連合会議員、郡所得税調査委員、日本赤十字社地方委員、同島根支部幹事、徴兵参事員、所得税調査委員、島根県会副議長、中西村農会長、同村会議員、日本赤十字社正社員となる[1]。
1894年9月の第4回衆議院議員総選挙において島根5区から自由党公認で立候補して落選した[3]。1898年3月の第5回衆議院議員総選挙で自由党から立候補したが落選[4]。同年8月の第6回衆議院議員総選挙で憲政党から立候補して当選する[5]。衆議院議員を1期務め、1902年の第7回衆議院議員総選挙は不出馬。1916年に死去した。
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 『衆議院議員列伝』山崎謙編、衆議院議員列伝発行所、1901年。
- 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年～第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。