明本歌子

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明本 歌子(あけもとうたこ、1935年7月26日[1] -)は、日本の占星術師。音楽家[2]

略歴[編集]

東京生まれ。作曲家の明本京静の一人娘。東京藝術大学卒[3]。25歳で高橋悠治と結婚。子はのちに鮎生(高橋鮎生)と改名する。30年に渡り海外で生活[4]。ジャック・マグリアの忠告を受け、思う所があり離婚。イラン国王の親戚筋の男と再婚する[5]。その後、39歳で剃髪してリンゼイ・ケンプとそのカンパニーに参加するために出奔。そこで三番目の夫と出会う[6]。50過ぎてハワイに渡り占星術を学ぶ[7]。その後、子供向けの音楽講師をする[8]

1977年に『題名のない音楽会』に「歌子故郷に帰る」で出演[9]

著書[編集]

『コズミック・ファミリー・アクエリアスの夢を生きる女』(フィルムアート社)

音楽活動[編集]

『警察大学校寮歌』演奏[10]

シティブリッカーズのピアノ[11]黛敏郎岩城宏之らがメンバー[12]

岸洋子シャンソンリサイタルのピアノ[13]

脚注[編集]

  1. ^ 『コズミック・ファミリー:アクエリアスの夢を生きる女』フィルムアート社、1998年7月24日、12頁。 
  2. ^ 奇才音楽家Ayuoが自伝に基づく新アルバム”. 日本経済新聞社. 2019年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023‐04‐30閲覧。
  3. ^ 美の秘訣は「クリエイティビティ」。【4/7〜/13 Utako's Beauty Mirror】”. VOGUEJapan. 2019年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月30日閲覧。
  4. ^ 美の秘訣は「クリエイティビティ」。【4/7〜/13 Utako's Beauty Mirror】”. VOGUEJapan. 2019年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月30日閲覧。
  5. ^ 『エレ・マニ日記』東京書籍、1999年4月21日、167頁。 
  6. ^ 『エレ・マニ日記』東京書籍、1999年4月21日、168頁。 
  7. ^ 音楽家で星占学者のウタコ(明本歌子) 元夫や恋人もファミリーに 自由に「非常識」を実行”. よみタイム. 2014年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月30日閲覧。
  8. ^ Banana's diary”. 吉本ばなな公式サイト. 2006年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月30日閲覧。
  9. ^ 『エレ・マニ日記』東京書籍、1999年4月21日、171頁。 
  10. ^ 昭和館デジタルアーカイブ”. 昭和館. 2023年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023‐05‐02閲覧。
  11. ^ フィルハーモニー”. 国立国会図書館デジタルコレクション. 2023‐05‐02閲覧。
  12. ^ 『コズミック・ファミリー:アクエリアスの夢を生きる女』フィルムアート社、1998年7月24日、40頁。 
  13. ^ 音楽年間 昭和36年版”. 国立国会図書館デジタルコレクション. 2023年5月2日閲覧。