日吉神社石祠

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日吉神社石祠
日吉神社石祠の位置(兵庫県内)
日吉神社石祠
兵庫県における位置
所在地 兵庫県芦屋市津知町6-9
座標 北緯34度43分44.2秒 東経135度17分49.9秒 / 北緯34.728944度 東経135.297194度 / 34.728944; 135.297194座標: 北緯34度43分44.2秒 東経135度17分49.9秒 / 北緯34.728944度 東経135.297194度 / 34.728944; 135.297194
種類 石祠
歴史
資材 花崗岩
完成 永正17年(1520年
追加情報
一般公開 Yes

日吉神社石祠(ひよしじんじゃせきし)は、兵庫県芦屋市津知町に所在する石造物。

概要[編集]

日吉神社本殿南東側の浮島内(厳島神社社殿の西)にある。

花崗岩製で屋根は四注作りで全体にふくらみがあり、中世石造品の様式を保つ[1]。芦屋市内最古の金石文が彫られている石祠の屋根の正面には、「永正十七」の文字が刻まれており、16世紀にはすでに津知村があったと考えられている。

芦屋市指定文化財第6号に指定されている[1][2]

構造[編集]

この石造物の構造は次のとおり。

  • 総高︰58センチ
  • 屋根高︰20センチ
  • 幅︰51センチ

身部と屋根部は別づくり。

文化財[編集]

芦屋市指定文化財[編集]

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 芦屋市教育委員会『芦屋の生活文化史 民俗と史跡をたずねて』芦屋市教育委員会、1979年3月。全国書誌番号:79029233http://www.city.ashiya.lg.jp/gakushuu/shishi/documents/seikatubunka.pdf 
  • 芦屋市立美術博物館『芦屋市立美術館だより なりひら』第11号、芦屋市立美術博物館、1993年。 
  • 芦屋市教育委員会60周年記念誌編集委員会『兵庫県芦屋市教育委員会60周年記念誌』芦屋市教育委員会、2010年12月。 NCID BB18226401 
  • 芦屋市教育委員会社会教育部生涯学習課『芦屋の文化財ハンドブック』芦屋市教育委員会、2015年3月。 NCID BB27505814