小田禎彦

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小田 禎彦(おだ さだひこ、1940年昭和15年)2月7日 - [1])は、日本の実業家和倉温泉加賀屋元代表取締役会長・社長、現・代表取締役相談役、公益社団法人石川県観光連盟理事長、一般社団法人能登半島広域観光協会理事長[2][3][4]、和倉温泉観光協会会長、公益財団法人日本交通公社評議員、JTB元取締役、JTB協定旅館ホテル連盟元会長[5][6][7]

人物・経歴[編集]

加賀屋

1940年、石川県七尾市生まれ。1958年3月、金沢大学教育学部附属高等学校を卒業[1]。1962年3月、立教大学経済学部経営学科を卒業後、加賀屋に入社[2]

1979年に代表取締役社長、2000年代表取締役会長に就任[2]

石川県人事委員会委員、石川県観光連盟理事長、七尾商工会議所副会頭、和倉温泉観光協会会長、能登半島広域観光協会理事長などの公職を務め、観光業の発展に尽力し、2003年には政府選定の「観光カリスマ」に選ばれた。2004年には、アメリカ・モントレー市において4月28日を『小田禎彦の日』と制定される[5]

2014年から加賀屋代表取締役相談役に就任後現在に至る。県観光連盟顧問などを務め、地域の観光業に貢献。金沢大学への留学支援やインターンシップ受け入れを行うとともに、同大学と立教大学の提携の橋渡しを行い、2021年に金沢大学から名誉博士の称号が授与された[2][8][9][10]

加賀屋グループは、2022年5月に福井県のあわら温泉の老舗旅館「つるや」の事業を引き継ぎ、現社長の小田與之彦が経営基盤を強化のため「つるや」の経営に専念することとなり、2022年11月から小田禎彦が経営トップに復帰することとなった[11]

関連人物[編集]

脚注[編集]