宇智神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宇智神社


本殿


境内入り口
所在地 奈良県五條市今井4丁目6番12号
位置 北緯34度21分14.3秒 東経135度42分23.8秒 / 北緯34.353972度 東経135.706611度 / 34.353972; 135.706611 (宇智神社)座標: 北緯34度21分14.3秒 東経135度42分23.8秒 / 北緯34.353972度 東経135.706611度 / 34.353972; 135.706611 (宇智神社)
主祭神 国生明神
社格 延喜式内社
郷社
創建 不詳
例祭 十月十七日
地図
宇智神社の位置(奈良県内)
宇智神社
宇智神社
テンプレートを表示

宇智神社(うちじんじゃ)は、奈良県五條市にある神社。 延喜の式内大社で、旧社格は郷社。

祭神[編集]

  • 国生明神
  • 内臣の祖神彦太忍信臣(孝元天皇皇子)
  • 宇智土霊埴安神

歴史[編集]

創建は、隣接する寺院である安生寺より古いと推定できます。安生寺の古文書によると、葛城山で修行中の役行者が、夜ごと輝く光を訝り、訪ねたこの地において、光の主、国生明神に遭遇し、国を思い、国を憂う志を受けて創建したのが神光山国生寺、いまの神光山安生寺であるとされている。したがって、神光山安生寺創建時には既に、国生明神の“よりどころ”が宇智神社、少なくとも宇智神社の場所にあったと考えられる。なお、安生寺創建は持統天皇の時代、飛鳥時代終わり頃とされている。例祭は10月17日。

万葉集[編集]

たまきはる宇智うち大野おほのに馬めて
        朝踏あさふますらむその草深野くさふかの  (中皇命なかつすめらみこと 万葉集)

境内[編集]

拝殿 祝詞殿 神殿 神像(高さ23.5糎)は一木彫、彩色衣冠拱手の座像(室町時代) 神殿は素木の一間社

境内[編集]

公共交通機関
JR和歌山線五条駅から徒歩20分 タクシー5分
道路
京奈和自動車道五條北ICもしくは五條ICから、いずれも車で8分
国道24号今井3丁目交差点を南下200 m
駐車場
専用駐車場

参考文献[編集]

  • 五條市史(旧版)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]