大見村 (広島県)

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おおみむら
大見村
廃止日 1955年1月10日
廃止理由 新設合併
大見村西大田村東大田村世羅町
現在の自治体 世羅町、三次市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
世羅郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 3,176
国勢調査、1950年)
隣接自治体 広定村東村、東大田村、西大田村、津久志村双三郡吉舎町
大見村役場
所在地 広島県世羅郡大見村大字安田
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大見村(おおみむら[1][2])は、広島県世羅郡にあった。現在の世羅郡世羅町三次市の一部にあたる。

地理[編集]

  • 河川:戸張川、黒淵川[2]

歴史[編集]

  • 1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行により、世羅郡安田村、戸張村、徳市村が合併して村制施行し、大見村が発足[1][2]。旧村名を継承した安田、戸張、徳市の3大字を編成[2]
  • 1920年(大正9年)射撃訓練用の射撃場を設置[2]
  • 1924年(大正13年)備後世羅畳表組合大見村支部結成[2]
  • 1955年(昭和30年)1月10日、世羅郡大見村、西大田村、東大田村と合併し、町制施行し世羅町を新設して廃止された[1][2]
  • 1957年(昭和32年)1月10日、世羅町大字徳市の一部と大字戸張の一部が双三郡吉舎町に編入[3]

地名の由来[編集]

地内にまたがる山岳名による[2]

産業[編集]

  • 農業、養蚕、畳表[2]

教育[編集]

  • 1909年(明治42年)大見尋常高等小学校、新築移転[2]。1919年(大正8年)大見村農業補習学校を併置[2]。1926年(大正15年)大見村青年訓練所を併置[2]。1933年(昭和8年)講堂兼雨天体操場落成[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』143頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『角川日本地名大辞典 34 広島県』191頁。
  3. ^ 「世羅町〈御調町〉」『角川日本地名大辞典 34 広島県』472頁。

参考文献[編集]

関連項目[編集]