変相図

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

変相図(へんそうず)とは、仏教絵画のひとつで浄土地獄の様子を絵画的に描いたものである。単に変相とも称される。浄土曼荼羅(当麻曼荼羅智光曼荼羅など)のように曼荼羅と称されることもあるが、変相図は密教において儀軌に基づき整然と描かれた曼荼羅とは異なるものである。日本では、阿弥陀如来がすむとされる西方浄土(極楽浄土)など浄土の様子を描いた浄土変相図(略して浄土変ともよばれる。浄土曼荼羅。)が知られる。

浄土変相図[編集]

浄土の様子を描いたもので、主に次のようなものがあげられる。

関連項目[編集]