國貞景氏

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國貞景氏
時代 戦国時代 - 安土桃山時代
生誕 不明
死没 不明
別名 通称:助九郎、神左衛門尉
主君 小早川隆景毛利氏
氏族 國貞氏
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國貞 景氏(くにさだ かげうじ)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将である。毛利氏小早川氏の家臣。

略歴[編集]

國貞氏小早川貞平の五男・真良貞康を始祖とし、後に國貞姓に改姓した小早川氏庶流・真良氏の流れを汲む。

小早川隆景より偏諱を受け景氏と名乗る。景氏は小早川隆景の下で鉄砲隊を指揮し、活躍した。天正5年(1577年)、備中国八田部郷にて6貫文、天正19年(1591年)、筑前国糟屋郡穂波郡で200石を与えられる。慶長2年(1597年)、包久景相と共に備中連島において橋の普請奉行を務める。隆景隠居に伴う三原城改築の責任者も務め、佛通寺広島県三原市)再建に井上春忠と共にあたるなど、土木関連の奉行としても活躍した。

隆景死後は毛利氏家臣に編入された。

出典[編集]