単純接触効果

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

単純接触効果(たんじゅんせっしょくこうか)は、繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。1968年、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが論文にまとめ知られるようになった。

ザイアンスの単純接触効果ザイアンスの法則とも呼ばれる。

概要[編集]

何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる。たとえば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていく。これは、見たり聞いたりすることで作られる潜在記憶が、印象評価に誤って帰属されるという、知覚的流暢性誤帰属説で説明されている。また、潜在学習や概念形成といったはたらきもかかわっているとされる。

図形や、漢字、衣服、味やにおいなど、いろいろなものに対して起こる。広告の効果も、単純接触効果によるところが大きい。CMでの露出が多いほど単純接触効果が起きて、よい商品だと思ったり欲しくなったりするのである。

参考文献[編集]

  • 宮本聡介・太田信夫編著 『単純接触効果研究の最前線』 北大路書房、2008年ISBN 9784762826016

関連項目[編集]