加藤純子 (児童作家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

加藤 純子(かとう じゅんこ、12月25日- )は、日本の児童文学作家

息子は西洋建築史家加藤耕一東京大学教授[1]、娘は共著のあるかとうりょーこ

来歴[編集]

埼玉県秩父市出身。慶應義塾大学文学部中退[2]日本児童文学者協会副理事長。

2001年共著「母と娘が親友になれた日」で、第48回産経児童出版文化賞推薦を受賞。

著書[編集]

  • 『わらいんぼきょうりゅう』武市加代絵 太平出版社 1980
  • 『初恋クレイジーパズル』国井節絵 ポプラ社 1983
  • 『シンデレラにはもうなれない』世樹まゆ子絵 ポプラ社 1984 のち文庫
  • 『卒業、さよならのコンサート』奥田怜子絵 ポプラ社 1985
  • 『ひみつの日記 赤毛のアンさまへ』村井香葉絵 ポプラ社 1986
  • 『少女小説家ただいま志望中』大竹紀子画 ポプラ社 1987
  • 『胸さわぎ初恋受験』村井香葉絵 ポプラ社文庫 1988
  • 『ゆれる13歳心はオレンジ・サマー』小西ようこ絵 ポプラ社 1989
  • 『さよならのラブレター 私立中学受験7日前』小西ようこ絵 ポプラ社文庫 1990
  • 『3年1組おちゃめなミルク』牧野鈴子絵 ポプラ社 1990
  • モーツァルトの伝言 少年から大人への階段』永田治子絵 ポプラ社 1995
  • アンネ・フランク』ポプラ社 おもしろくてやくにたつ子どもの伝記 1998 のちポケット文庫
  • ベートーベン』ポプラ社 おもしろくてやくにたつ子どもの伝記 1998 のちポケット文庫
  • 『超高層マンション、暮らしてみれば…』講談社 2002
  • 『勾玉伝説神かくし事件のなぞ』森友典子画 岩崎書店 フォア文庫 2002
  • 『勾玉伝説 2 ふたごの巫女のひみつ』森友典子画 岩崎書店 フォア文庫 2003
  • 『勾玉伝説 3 闇とのたたかい』森友典子画 岩崎書店 フォア文庫 2004
  • 『家庭教師りん子さんが行く!』加藤アカツキ絵 ポプラ社 2008
  • 『ネイルはおまかせ! しごとでハッピー!ネイリストのまき』一ノ千陽絵 そうえん社 2009
  • 『ただいま、和菓子屋さん修業中!! しごとでハッピー!和菓子職人のまき』あづま笙子絵 そうえん社 2010

共著・監修[編集]

  • 『母と娘が親友になれた日 おとなになること』かとうりょーこ共著 なかのよしこ 絵 ポプラ社 2000
  • 『頭がよくなる10の力を伸ばすお話 1話5分』監修 PHP研究所 2013

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 加藤耕一『ぼくの生活』に加藤純子の解説がある。
  2. ^ 『現代日本人名録』2002年