前野豊長

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
前野豊長
時代 江戸時代
生誕 不詳
死没 正保3年(1646年
別名 山内豊長
主君 山内一豊山内忠義山内豊昌
土佐藩
氏族 土佐前野氏前野山内氏
父母 父:前野豊成
母:?
兄弟 豊長前野正副祖父江清十郎
前野定次安積伊良
テンプレートを表示

前野豊長(まえの とよなが)は、江戸時代ごろの武士土佐藩士。別名山内豊長前野豊成の息子。前野定次の父で、乾正方正室の祖父。土佐前野氏四代で前野山内氏二代。

人物[編集]

豊長は、時之前野氏の当主・前野豊成の子に生まれる。前野家と山内家の関わりなどから、土佐藩に仕えていたと考えられている。乾正方の正室である豊長の孫娘は、正方との間に乾正清を産み、その子孫に板垣退助がいる。

氏族[編集]

豊長の父の代から山内姓を使っていたが、前野姓が本来の姓である。前野氏の始祖は桓武天皇皇子・良岑安世の子孫・良岑高成の三男である前野高長で、豊長の属する前野氏は高長の子孫の前野忠勝の子・前野時之の代から続く派生氏族である。