伊奈川秀和

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伊奈川 秀和(いながわ ひでかず、1959年- )は、日本の官僚・福祉学者、東洋大学教授。

人物・来歴[編集]

長野県生まれ。1982年東京外国語大学卒業、厚生省入省。経済協力開発機構日本政府代表部一等書記官、保険局国民健康保険課課長補佐、保険局企画課課長補佐、大臣官房政策課課長補佐、九州大学法学部助教授、年金資金運用基金福祉部長、内閣府参事官、内閣官房内閣参事官、社会・援護局保護課長、年金局総務課長、参事官(社会保障担当、内閣府大臣官房少子化・青少年対策審議官、中国四国厚生局長を歴任。2014年全国健康保険協会理事。2016年東洋大学社会学部社会福祉学科教授[1]。2015年「フランス社会保障法の権利構造」で九州大学・法学博士。2023年人口戦略会議実務幹事[2]

著書[編集]

  • 『フランスに学ぶ社会保障改革』中央法規出版, 2000.3
  • 『フランス社会保障法の権利構造』(社会保障法) 信山社, 2010.10
  • 『社会保障法における連帯概念 フランスと日本の比較分析』 (社会保障法) 信山社, 2015.9
  • 『〈概観〉社会福祉法』信山社, 2018.1
  • 『〈概観〉社会保障法総論・社会保険法』信山社, 2018.9
  • 『〈概観〉社会福祉・医療運営論』信山社, 2020.10
  • 『社会保障の原理と政策 アドミニストレーションと社会福祉』法律文化社, 2021.10
共編著

論文[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『社会保障の原理と政策』
  2. ^ 『人口ビジョン2100』(本文)(約1.2MB)

外部リンク[編集]