中密度繊維板
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中密度繊維板(ちゅうみつどせんいばん)は木質繊維を原料とする成型板(ファイバーボード)の一種。MDF (medium density fiberboard) と略称される。木材チップを細かく裁断し、蒸煮・解繊したものに接着剤となる合成樹脂を加えて板状に成形したものである。同じ木材チップ材を原料とするパーティクルボードや配向性ストランドボード (OSB) に比べて裁断部材が小さく、平滑な表面となる。
木材の様に高い加工性を持ち、耐久性が高く、木材特有の反りや乾燥割れなどの癖が少なく、均質で極めて安価である。その反面、生木やパーティクルボードに比べ、裁断が細かく粉状にまで粉砕する為、生木本来の抵抗力が極端に失われるものと思われ、水や湿気に弱く、表面処理を行わないととてもカビ易い。
主な樹種は、ラジアータパイン(マツの一種)、カラマツ、スギなど。
用途は家具の扉、側板、背板、住宅設備機器の扉、カーテンボックスなどの造作材、スピーカーのキャビネット、カラーボックスなどに多く用いられる。
ファイバーボードのうち、密度が0.35–0.80g/cm3のものをMDFとよび、低密度のものはインシュレーションボード、高密度のものはハードボードと呼ばれ、区別される。

