上田丸子電鉄クハ260形電車

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上田丸子電鉄クハ260形電車(うえだまるこでんてつクハ260がたでんしゃ)

上田丸子電鉄および上田交通(1969年5月31日付で上田丸子電鉄より社名変更)においてクハ260形の形式称号を付与された電車は以下の通りである。いずれも他社からの譲渡車両を種車として導入したものである。

  • クハ260形261(初代) - 伊那電気鉄道が保有した木造車体の買収国電を1954年(昭和29年)に払い下げを受け、導入した車両である。1959年(昭和34年)に車体載せ替えによって鋼体化改造が実施され、クハ271形271(初代)と改称・改番された。
  • クハ260形262 - 信濃鉄道が保有した木造車体の買収国電を1954年(昭和29年)に払い下げを受け、導入した車両である。終始木造車体のまま運用され、1961年(昭和36年)に廃車となった。
  • クハ260形261(2代) - 1978年(昭和53年)に長野電鉄よりモハ100形を譲り受け、導入した車両である。1986年(昭和61年)10月1日に実施された別所線の架線電圧1,500V昇圧時まで在籍した。