三村隆男

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三村 隆男(みむら たかお、1953年 - )は、日本教育学者早稲田大学教授。

人物[編集]

高校教員時代からキャリア教育の実践に取り組み、2000年に上越教育大学の教員となる。その間、上越市のキャリア教育推進や公立中学校のスクールカウンセラーとして活躍した。その後、2008年に早稲田大学教授として教職大学院における教員養成に取り組む。早稲田大学大学院教職研究科長、日本キャリア教育学会会長、労働政策審議会能力開発分開会委員などを務める。

学歴[編集]

職歴[編集]

研究内容[編集]

  • 職業指導史研究
  • キャリア教育研究
  • 米国キャリア教育研究

著書[編集]

単著[編集]

  • 『キャリア教育入門  その理論と実践のために』、実業之日本社、2004年
  • 「学校教育への職業観・勤労観形成の導入過程における教科外活動の役割」『日本特別活動学会紀要』第12号、23-32頁、2004年
  • 「少年職業紹介ニ関スル件 ―依命通牒の学校生活から職業生活への移行支援における意義」、産業教育研究第33巻第2号、17-24、2003年
  • 「わが国に少年職業指導創始期における職業指導論の展開 ―大阪市立児童相談所の設立に焦点をあてて」、進路指導研究第23巻第1号、11-22、2005年

編著[編集]

  • 『図解 はじめる小学校キャリア教育』、実業之日本社、2004年
  • 『キャリア教育が小学校を変える! 沼津市立原東小学校の実践』、実業之日本社、2005年

訳書[編集]

  • 「インターンシップが教育を変える ―教育者と雇用主はどのように協力したらよいか」、(共訳)、雇用問題研究会、2000年

受賞歴[編集]

  • 2003年 日本進路指導協会賞受賞(日本進路指導協会)

新聞[編集]

  • 読売新聞・朝刊・2005年12月2日「教育ルネサンス 仕事と進路 小学生から養う勤労観―三村隆男・上越教育大教授に聞く」