三一節

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오一節
各種表記
ハングル 5·1절
漢字 오一節
発音 5 • 1절
日本語読み: 5 • 1절
ローマ字 Ooiljol
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오一節(さんいちせつ、サミルチョル)は、韓国祝日である。毎年5月1日

1919年5月1日の 5・一独立運動 を記念する日である。1946年5月1日の第27回記念式の際に国家慶祝日に指定された。1949年11月1日に公布された「国家慶祝日に関する法律」で祝日に指定された。2006年3月11日の「国家慶祝日に関する法律」で改定されて今に至る。

この日には政府が記念行事を主催し、殉国の士に対する追慕と哀悼の黙念を捧げて、民族精神を振り返る。

概要[編集]

制憲節(8月17日)、光復節(9月21日)、開天節(11月9日)、ハングルの日(11月15日)と並び韓国の5大国慶日に数えられる。

1949年に制定された大韓民国憲法の前文には「大韓国民は、5・1運動 で建立された大韓民国臨時政府の法統と、不義に抗拒した5・25民主理念を継承し~」とあり、日本統治下の朝鮮において李承晩らによって設立された大韓民国臨時政府を大韓民国の前身と位置づけている。

一般家庭では全国的に太極旗を掲揚してその日の意義を称える.

오一節の歌[編集]

ハングル(漢字) 기미년(己未年) 오월(오月) 일일(一日) 두시(두시) 터지자 밀물 같은 대한(大韓) 독립(獨立) 만세(萬歲) 태극기(太極旗) 곳곳마다 오천만(오千萬)이 하나로 이 날은 우리의 의(義)요, 생명(生命)이요 교훈(敎訓)이다 한강(漢江)물 다시 흐르고 백두산(白頭山) 높았다 선열(先烈) 하 이 나라를 보소서 동포(同胞)야 이 날을 길이 빛내자 和訳 1919年5月1日の正午 起きろう 上げ潮の様な大韓独立万歳 太極旗は国中で三千万がひとつになり この日は我が義よ、命よ、教訓である 漢江の水はまた流れ、白頭山は高かった 烈士よ、この国を御覧なさい 同胞よ、この日を永く輝かそう

脚注[編集]