ヨーク管区

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イングランド教会は北のヨーク管区と南のカンタベリー管区からなる

ヨーク管区(ヨークかんく、英語: Province of York)は、非正式には北部管区とも呼ばれ、イングランド教会を構成する2つの教会管区の1つであり[1]イングランドの北3分の1とマン島をカバーし、12の教区ヨーク教区ダラム教区など)で構成されている。

ヨークは西暦735年に大司教区(当時はカトリック)に昇格した。エグバート (ヨーク)英語版が最初の大司教であった。かつて、ヨークの大司教はスコットランドに対する府主教の権威を主張したが、この主張は実現せず、セント・アンドリュース大司教区(Archdiocese of St Andrews)が設立されたときに停止した。

ヨーク管区の大主教ヨーク大主教 (イングランド教会の大主教2人のうち、カンタベリー大主教の次席) で、ヨーク・ミンスターがヨーク管区の母教会としての役割を果たしている。

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脚注[編集]

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