ヤマル半島

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ヤマル半島と周辺の地図

ヤマル半島(ヤマルはんとう、ロシア語:полуо́стров Яма́лパルオーストラフ・イマール)は、ロシア連邦シベリアヤマロ・ネネツ自治管区にある半島である。長さは約700km(435マイル)で、西のカラ海と東のオビ湾に挟まれており、北のマリーギナ海峡パガ湾を挟んでベルイ島と隣接している。「ヤマル」はネネツ語で「世界の果て」を意味する。

ヤマル半島の大部分は永久凍土に覆われており、地質学的には1万年未満の非常に若い地域である。

伝統的で大規模なトナカイ遊牧が、ロシア連邦内では最もよく維持されている地域である。数千人のネネツ人ハンティ人英語版が約50万匹のトナカイを飼育している。また、数多くの種類の渡り鳥が生息する地域でもある。

同時に、ヤマル半島にはロシアで最大量の天然ガスが埋蔵されている。ロシアの巨大ガス企業ガスプロムにより2011-2012年までにボヴァネンコフスコー石油ガス田ロシア語版: Бованенковское нефтегазоконденсатное месторождение, : Bovanenkovskoe oil and gas field)を開発する「ヤマル・プロジェクト英語版」が計画されているが、伝統的なトナカイの遊牧に重大な影響が心配されている。

赤い部分がヤマル半島
ネネツの家族