ムニキピウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

ムニキピウム(羅:Municipium)は古代ローマ社会の都市国家の中でコロニアに次ぐ大きな集落組織の事を言う。他の集落と違ってムニキピウムにはローマ皇帝ないし元老院から自治を任されていた。

ムニキピウムに在住する第一市民はローマ市民権を持つ人間であり、ローマの公職への投票権を持つ。またムニキピウムには非ローマ人もいたが、ローマの影響下に置かれていた。

非ローマ人の住民はローマ市民権は持たなかったものの、政治軍事何かしらの公職についていれば退役後に投票権のないローマ市民権を持てた。ローマ市民権を持つ者と違って彼らはまた納税の義務があるという点で異なっている。

ムニキピウムは自治を委任されており、従って自分たち独自の公職を持つ。公職はドゥームウィラテという軍事長官とアエディリスを2人ずつ、公職はローマ法に従って行動する事が求められた。またデクリオンと呼ばれるローマで言う元老院に相当する機関が設けられ、デグリオンの地位は子孫に継承された。