ホーンド・サーペント

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ホーンド・ サーペントを描いた壁画

ホーンド・ サーペント (: Horned Serpent) は米国およびカナダネイティブ・アメリカンに広く見られる怪物である。グレート・サーペントとも言われる。体は非常に長く、頭に2本の角があるのが特徴である[1]

説明[編集]

ホーンド・ サーペントには、悪意あるものもいれば友好的なものもいる[1]。ミシサグナス族の人々は、オンタリオ湖近くの洞窟にはホーンド・サーペントが棲むために決して近づかなかったという[2]。いっぽう、ソーク族の言い伝えでは、ある若い女性が湖に住むホーンド・サーペントの卵を産んだことがあったという[2]

ホーンド・ サーペントの血を粉末状にすると魔力が得られるというがヒューロン族伝承のように破滅の結果をもたらす。またマンダン属伝承のように、ホーンド・ サーペントを食べた者は自分も水蛇になってしまう場合もある[2]

イロコイ諸族(現・イロコイ連邦)の伝承では、ホーンド・ サーペントの怒りが湖に嵐を起こすものと考えられていた[2]

脚注[編集]

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参考文献[編集]

関連書籍[編集]

  • Gill, S. D., and I. F. Sullivan. Dictionary of Native American Mythology. Santa Barbara, Calif.; ABC-CLIO, 1992.(『世界の怪物・神獣事典』p. 487掲載の参考文献)
  • Meurger, M., C. Gagnon. Lake monster traditions: a cross-cultural analysis. Fortean Tomes, 1988.(『世界の怪物・神獣事典』p. 488掲載の参考文献)

関連項目[編集]