ヘイビアス・コーパス

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ヘイビアス・コーパスラテン語:Habeas Corpus、ハベアース・コルプス)とは、不当に人身の自由が奪われている者の身柄を裁判所に提出することを求める令状のこと。人身保護令状。

概要[編集]

元はイギリスコモン・ローに由来する制度であり、当初は裁判所が当事者や陪審員を出頭させる令状であったが、後に不当拘禁されている被害者を救出する最有力手段として用いられるようになった。

日本国憲法第34条との関係[編集]

日本国憲法第34条前段は、「何人も、理由を直ちに告げられ、且つ、直ちに弁護人に依頼する権利を与へられなければ、抑留又は拘禁されない」とする。この条文がヘイビアス・コーパスに由来するということは明らかである。しかし、このことの詳細を定めた人身保護規則は、適用条件を絞ったため、日本の人身保護手続は公権力に対する拘禁についてはほとんど用いられず、専ら私的拘禁への救済手続として用いられている(樋口範雄「人身保護請求」芦部信喜他編『憲法判例百選II[第4版]』256頁)。

関連項目[編集]