フレッチ/死体のいる迷路

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フレッチ/死体のいる迷路
Confess, Fletch
監督 グレッグ・モットーラ
脚本
  • Zev Borow
  • グレッグ・モットーラ
原作 グレゴリー・マクドナルド（英語版）
Confess, Fletch
製作
出演者
音楽 デヴィッド・アーノルド
撮影 Sam Levy
編集 Andy Keir
製作会社 ミラマックス
配給 ミラマックス (through Paramount Pictures)
公開
  • 2022年9月16日 (2022-09-16)
上映時間 98分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $20 million[1]
興行収入 $656,613[2][3]
前作 フレッチ登場!/5つの顔を持つ男
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『フレッチ/死体のいる迷路』（フレッチ/したいのいるめいろ、原題：Confess, Fletch）は、2022年のアメリカ合衆国の犯罪コメディ映画。

概要[編集]

グレッグ・モットーラとZev Borowが共同で脚本を執筆し、G・モットーラは監督も務めた。グレゴリー・マクドナルド（英語版）が1976年に発表した同名小説を原作とし、ジョン・ハムやロレンツァ・イッツォ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、カイル・マクラクラン、ロイ・ウッド・ジュニア（英語版）、ジョン・スラッテリーらが出演している。

この映画は、『フレッチ/殺人方程式』（1985年）と『フレッチ登場!/5つの顔を持つ男』（1989年）に続く『フレッチ』シリーズ第3弾であるが、フレッチ役はチェビー・チェイスからジョン・ハムへと変更された。

本作は、2022年9月16日に、VOD方式での初配信と、少数の劇場で限定上映された後に、2022年10月28日にShowtimeで初放送された[4]。

あらすじ[編集]

キャスト[編集]

ボストンの美術商
オーウェンの隣人
Fletch's old boss who runs the Boston Sentinel now
オーウェンの元妻

製作[編集]

チェビー・チェイスが主演した『フレッチ/殺人方程式』（1985年）と『フレッチ登場!/5つの顔を持つ男』（1989年）の公開後、グレゴリー・マクドナルド（英語版）の小説を基にしたシリーズのリブート企画は、幾度となく開発地獄に陥っていた。ケヴィン・スミスやジェイソン・リー[5]、ビル・ローレンス（英語版）やザック・ブラフ[6]、ジェイソン・サダイキス[7]などの多くの関係者が、この企画に、携わっていた。

2020年7月、ジョン・ハムがグレッグ・モットーラが監督を務める、G・マクドナルドの小説『Confess, Fletch』の映画化作品に主演し、製作にも関与することが報じられた[8]。2021年6月にはマーシャ・ゲイ・ハーデンやカイル・マクラクラン、ロイ・ウッド・ジュニア（英語版）、ジョン・スラッテリーがキャストに加わり、2021年6月28日からボストンで撮影が始まった[9][10]。2021年7月には、Ayden Mayeri、ロレンツァ・イッツォ、アニー・マモロー（英語版）がキャストに加わった[11]。2021年7月7日の時点で、ウースターでの撮影シーンが目撃されている[12]。この映画は27日間のみの撮影スケジュールで予算を組んでいたので、J・ハムとG・モットーラは3日間の追加撮影を確保するために給与の一部を返還した[13]。

評価[編集]

レビュー収集サイトのRotten Tomatoesでは、124人の批評家のレビューのうち85%が肯定的であり、平均評価は6.6/10である。同サイトのコンセンサスは、「奇抜なハチャメチャさを抑えつつも、非常に面白く、『Confess, Fletch』は、ジョン・ハムのコメディーの才能を発揮し、この長く眠っていたフランチャイズを見事に復活させた」と評価した[14]。加重平均を採用しているMetacriticは、32人の批評家による評価を100点満点中64点とし、「おおむね好評」であると表示した[15]。

続編[編集]

この映画の公開後まもなくして、モットーラ監督は1978年の小説『Fletch's Fortune』を基にした続編の執筆を依頼されたと述べたが、それが作られるかどうかは「わからない」とも付け加えた[1]。

脚注[編集]

  1. ^ a b Ryan, Mike (2022年9月22日). “Director Greg Mottola Hopes You've Noticed There's A New Fletch Movie Out That People Seem To Like”. Uproxx. 2022年9月22日閲覧。
  2. ^ “Confess, Fletch (2022)”. Box Office Mojo. IMDb. 2022年9月30日閲覧。
  3. ^ “Confess, Fletch (2022)”. The Numbers. Nash Information Services, LLC. 2022年9月30日閲覧。
  4. ^ Fleming, Mike Jr. (2022年7月13日). “'Confess, Fletch' Heading For Showtime Berth; Miramax Sells Jon Hamm-Starrer To Paramount Global Content Distribution” (英語). Deadline Hollywood. 2022年7月13日閲覧。
  5. ^ Drees, Rich (2013年3月4日). “Kevin Smith Tells Us How His FLETCH Relaunch Died In Development” (英語). FilmBuffOnline. 2021年6月29日閲覧。
  6. ^ Baxter, Joseph (2020年8月21日). “Fletch Reboot Movie's Difficulties Explained by Former Director in Ted Lasso's Bill Lawrence” (英語). Den of Geek. 2021年6月29日閲覧。
  7. ^ Giroux, Jack (2019年8月16日). “Jason Sudeikis Sees 'Fletch' as a Modern and Much-Needed Superhero” (英語). /Film. 2021年6月29日閲覧。
  8. ^ D'Alessandro, Anthony (2020年7月15日). “'Fletch' Modern-Day Reboot In Works With Jon Hamm & Miramax”. Deadline Hollywood. 2020年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月29日閲覧。
  9. ^ D'Alessandro, Anthony (2021年6月25日). “'Confess, Fletch': Miramax Movie Starts Filming Monday, Adds Marcia Gay Harden, Kyle MacLachlan & Roy Wood Jr.” (英語). Deadline Hollywood. 2021年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月29日閲覧。
  10. ^ Taliesin, Julia (2021年6月28日). “Jon Hamm is filming a reboot of 'Fletch' around Boston”. Boston.com. 2021年6月29日閲覧。
  11. ^ Vlessing, Etan (2021年7月9日). “John Slattery Reteams With Jon Hamm for Miramax's 'Fletch' Comedy Reboot”. The Hollywood Reporter. 2021年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月10日閲覧。
  12. ^ Semon, Craig S. (2021年7月7日). “Jon Hamm in Worcester again today to film 'Confess, Fletch' scenes outside police station”. Telegram & Gazette. 2021年7月10日閲覧。
  13. ^ Bergeson, Samantha (2022年9月22日). “Jon Hamm Gave Back '60 Percent' of His 'Confess, Fletch' Salary to Finish the Film”. IndieWire. 2023年1月26日閲覧。
  14. ^ “CONFESS, FLETCH”. Rotten Tomatoes. 2022年10月2日閲覧。
  15. ^ “Confess, Fletch 2022”. Metacritic. 2022年10月3日閲覧。

外部リンク[編集]

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