フランス式赤道儀

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フランス式赤道儀(フランスしきせきどうぎ)は赤道儀式架台の一種である。

赤道儀の回転軸を中空にして架台側に焦点を導出し、接眼部が赤道儀架台にあるのが特徴である[1]。望遠鏡の向きにかかわらず楽な観測姿勢を保てる[1]、重い観測機器を接眼部に取りつける際の負担が少ない[1]などの利点がある。クーデ式望遠鏡などに使用する[1]

出典[編集]

  1. ^ a b c d 『天体望遠鏡ガイドブック』pp.145-168「架台のメカニズム」。

参考文献[編集]

  • 西条善弘・渡辺和明著『天体望遠鏡ガイドブック』誠文堂新光社 ISBN 4-416-28909-X