ノート:黒瀬陽平

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差し戻しの説明[編集]

「2011年10月23日 (日) 02:46」に行った差し戻し(差分)の意図を説明しておきます。

直前で加筆されていたのは「作品」の節ですが、まずこの節の第一文について、出典として示されているTogetterのまとめは基本的にはWikipediaにおける信頼できる情報源(WP:RS)とはみなせません。TogetterはTwitter上での発言(ツイート)を集積したものであり、一定の著名性のある人物のアカウントのツイートであれば「○○は(ツイッター上で)××と述べた。」というような記述の根拠とできる余地がありますが、(自費出版でない)出版物などと違ってツイッター上での発言には第三者によるチェックのプロセスが存在しないためツイートを出典として断定的な記述をすることには慎重になる必要があります。仮に「○○は××と述べた」式での記述を検討するとしても、今回の発言者である「@genmai_tea」さんが百科事典で言及する必要のある程度に重要な人物(のアカウント)であると判断できない限り、(電子掲示板上の書き込みを一意見として紹介するのが不適切であるのと同様に)それを根拠とした記述の掲載はやめておくべきです。ただし、専門家(この場合は美術評論家など)がなんらかの2次情報源上で「@genmai_tea」さんと同様のことを指摘していたり、「@genmai_tea」さんの指摘を紹介していたりするなら、それを出典として同等の内容が記述できると思います。

第二文についてですが、出典として示されているWebページ上の記述からは、作品が「二階調化」と「差の絶対値」の手法によって作成されたものであるかどうかは検証できません。

第三文・第四文については、現状では出典の無い独自研究(WP:NOR)です。すでに得られている情報に対して2次情報源に基づかないなんらかの解釈を加えたものを掲載することはできません。黒瀬陽平が「アートに神秘性などない、うんぬん」と述べたということの出典と、「黒瀬の作品は画像編集ソフトの機能のみで再現可能である(そして、それに買い手がついた)」ということの出典の両方が示されたとしても、(「後者によって前者の主張が部分的に実証された」というように)それらに関連性があることを記事に明示的に記述するにはそのような「解釈」に対する出典(両者を結び付けて論じた2次情報源)が必要とされます。もっとも、現時点では(前者についての出典は確保できていますが)後者についての出典も前述のとおり確保された状態にはなっていません。

第五文について、出典として示されている「pixivの検索結果」をこの記述に対する信頼できる情報源とはみなせません。こういった記述には2次情報源(「支持を集めた」「フォロワーを生んだ」という事実を信頼できる第三者が述べている情報源)が必要になります。pixivで「差の絶対値」というタグのついた作品が投稿されている現場を直接的に観察して「支持を集めた」「フォロワーを生んだ」と記述するのは(第三文・第四文と同様に)WP:NORに反します。

以上のことから、(今後新たな出典が見つかるなどすれば話が変わる可能性がありますが)現時点では「作品」の節の内容の掲載はWP:VWP:NOR上不適切と考え、それらが追加される直前の版まで戻しました。--貿易風 2011年10月23日 (日) 02:49 (UTC)[返信]

いきなり全文差し戻しとは驚きました。ともあれ問題を切り分けていただいたことには感謝いたします。以下の項目にて個別に対応いたします。--Andras 2011年10月25日 (火) 00:34 (UTC)[返信]

黒瀬陽平の美術作品解析結果について[編集]

Wikipediaにおける信頼できる情報源(WP:RS)の項目「オンラインや自己公表された情報源の利用」にはこのような記述があります。

オンラインであれ印刷物であれ、出版したメディアの権威により自動的に信頼性に足りると前提づけることができません。すべての報告は、作成した過程や人々に関する検証が必要です。

出典元のTogetterにまとめられたツイートは黒瀬陽平の美術作品の解析画像を紹介したものであり、情報の信頼性を問われるのはツイートではなく解析画像となります。 そして、一連の解析画像には検証方法が明示されており科学実験と同じく再現性を確認することが可能です。画像に記載された検証方法は検証者の思想信条やイデオロギーとは無関係に成立するものであり、WP:Vの検証可能性を満たしていると判断しました。 この情報の信頼性を否定するならば、

  • 再現性の否定
  • 検証方法の欠陥の指摘

のいずれかを第三者にも分かる形で提示することが必要となります。類似作品が作られている現状を鑑みるに[1]後者の指摘を行うことをお勧めいたします。なお、当該部分の差し戻しは現時点では根拠不十分ということで平成23年10月22日 (土) 01:16版に戻します。--Andras 2011年10月25日 (火) 00:40 (UTC)[返信]

再現性のある科学実験の結果であっても、信頼できる論者がすでに発表済みのものでなければ(非専門家が独自に公開しているにすぎない内容であれば)、それをWikipedia上に記載するのはWP:NORに反します。Wikipedia:検証可能性#「真実かどうか」ではなく「検証可能かどうか」に書かれている通り、ウィキペディアンの役目は出典元の情報源に記載されている内容自体の正当性を判断することではなく、その情報源が成立し公開された過程からその情報が信頼できるか(正確性があると期待できるか)を判断することにあります(Andrasさんが引用されているWP:RSの記述も同様のことをいっています)。Andrasさんの「情報の信頼性を問われるのはツイートではなく解析画像となります」という発言にしたがって(Togetterで示されている)解析画像自体を出典とみなしたとしても、問題となるのは「解析画像」で示されている手法の正当性(これが再現可能かどうか)ではなく、その解析や解釈がだれからどのようにしてもたらされたのかということになりますので、結局はツイート自体と同様に「専門家により信頼性が担保されている状態とはいえない」ということで出典としては使えません。ぼくは「黒瀬のくだんの作品が(既存の図像に対する)画像編集ソフトの機能の適用のみによって得られる」という記述自体の事実性・真実性を否定する気はないので、「再現性の否定」「検証方法の欠陥」を指摘する必要はありません。あくまで非専門家によってしかもたらされていない知見は(それが事実であったとしても)Wikipediaでは採用できないということをいっているだけです。
ということで、編集合戦回避のためすぐには差し戻しませんが、Wikipediaの方針には合致しない内容なので、(代替となる別の出典などの提示が不可能であれば)あらためて除去したいと思いますがよろしいでしょうか。--貿易風 2011年10月25日 (火) 02:55 (UTC)(衍字修正)--貿易風 2011年10月25日 (火) 03:18 (UTC)[返信]
井戸端で質問したところ、単純にソフトウェアの出力結果を提示するのみでも中立性に抵触する恐れがあるとのことだったので記事を差し戻しました。--Andras 2011年10月25日 (火) 23:46 (UTC)[返信]

美術作品と言論活動の相関について[編集]

この部分の記述については差し戻しの状態のまま留保します。現在Wikipediaで確認可能な資料からは黒瀬陽平の創作活動と言論活動の関連性は確定できないということで了解しました。改めて手元の資料を確認してみます。--Andras 2011年10月25日 (火) 00:40 (UTC)[返信]

黒瀬陽平のフォロワーについて[編集]

出典元の「差の絶対値」タグのついた作品の中にはコメントで黒瀬陽平に言及したものもあったのですが、削除されてしまったようです。現状では差の絶対値の手法が解析されて以降、類似作品が増えたという事実しか確認できないのでこの部分は差し戻しに同意いたします。--Andras 2011年10月25日 (火) 00:40 (UTC)[返信]

脚注[編集]