ノート:デブエット

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「ダイエット」への統合について[編集]

本記事の定義文には「ダイエットの対義語」とありますが、「ダイエット」の導入文には「単純に体重を減らすだけではなく、健康に支障をきたさない分まで体重を増やすことも「ダイエット」と呼ぶ。広辞苑第六版では、「規定食」「美容・健康保持のために、食事の量・種類を制限すること」と定義されている。」とあり、「デブエット」も「ダイエット」に内包される概念なのではないかと思います。現状の記事本文も事例を数点挙げるにとどまっており、統合を検討されてもよいのではないかと思います。--にび三郎会話2019年10月30日 (水) 09:03 (UTC)[返信]

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デブエットとは、食事を用いて体重を増やして体を大きくさせる行為のことである。ダイエットの対義語である」と書かれてありますが、前提や認識からして間違っています。

英語の「ダイエット」(diet)に「体重を減らす」という意味はありません。「diet」の基本的な意味は「食べ物を食べる」「ヒトや動物が普段から食べている食べ物」「日々の食事」「食事療法」「食事療法に励む」です。「体重を減らすために」、あるいは「体重を減らす目的で食事療法に取り組む」の意味でしたら、この単語に含まれます。↓

  • lexico → diet
  • dictionary.cambridge → diet
  • Merriam Webster → diet
  • Longman → diet
  • an invalid diet」は、「病人に向けて作られた食事」を指します。その病気を治療するために処方する食事のことです。
  • a poor diet」は、「粗末で質の低い、栄養がほとんど無い食事あるいは食べ物」のことです。

「体重を増やす」を英語で言いたいのなら、「increase body weight」「gain weight」「lead to weight gain」「cause weight gain」といった言い回しがあります。逆に、「体重を減らす」と言いたいのなら「lose weight」「reduce weight」といった言い回しがあります。

この単語「diet」に「体重を減らす」「減量する」なんて意味は一切含まれません。ましてや「運動する」「運動して体重を減らす」なんて意味はどこにもありません。これらは英英辞典を引けば確認できる事実です。

成長期の子供であれば誰でも体重が増えていくし、男と女では身体の部位に付く脂肪の量も違ってくるし、性別によって太り方も違ってきます。サイエンス・ジャーナリストゲアリー・タウブスさんが指摘しているように、「身体の成長と大きさこそが食欲を決定する」のです。その過程においては、(体重が増える時も減る時も)複数のホルモンと複数の酵素が複雑に関わっています。

俗にいう「デブ」ですが、身体が太っていく現象については、ホルモン「インスリン」の作用で説明が付きます。たとえ食べる量を少なくしたところで、インスリンを注射された身体には、ヒトであろうが動物であろうが関係なく、脂肪が蓄積していきます。→ The Carbohydrate-Insulin Model of Obesity: Beyond ‘Calories In, Calories Out’ David S Ludwig, MD, PhD and Cara B Ebbeling, PhD. JAMA Intern Med. Author manuscript; available in PMC 2019 Aug 1. Published in final edited form as: JAMA Intern Med. 2018 Aug 1; 178(8): 1098-1103, doi:10.1001/jamainternmed.2018.2933

「インスリンが分泌されると、身体は太る」という結論です。1965年にロザリン・サスマン・ヤロウとソロモン・バーソンの2人が指摘したように、「インスリンの濃度が低いとき、身体から脂肪が減る」(それに伴って体重も減る)のです。身体が太りつつある場合、その人の血中のインスリン濃度が高いことを示す何よりの証拠になります。インスリンが出ている限り、身体は太っていきます。誰でも、です。インスリノーマという腫瘍があり、これが体内にできると、体重の一方的な増加が起こります。これを外科手術で切除すると、体重は簡単に減ります。何もしなくても、です。

ボディービルダーは筋肉量を増やすためには手段を選ばない人たちですが、彼らはアナボリック・ステロイドに加えてインスリンを服用しています。ステロイドには手は出さなくとも、インスリンは間違いなく服用しています。インスリンには筋肉量の増加を促進する作用がありますが、脂肪も容赦無く蓄積させます。それだけでなく、摂取量を間違えた場合、低血糖で意識を失って死ぬ危険が常にあります。ボディービルダーたちが体重を増やすためだけにインスリンを注射する行為について警告している内容の論文もあります。→ Insulin as a drug of abuse in body buildingP J Evans, R M Lynch. PMID 12893725 doi:10.1136/bjsm.37.4.356

彼らは炭水化物とタンパク質を大量に摂取しますが、この2つにはインスリンの分泌を刺激する作用があるからであり、筋肉量を増やす目的で摂取するからに他ならない。彼らが筋肉を増やすためだけにインスリンを注射するのは、絶食している時であっても、インスリンは常に一定量は分泌されており、「血中から検出されることが無いから」です。これはハーヴァード大学のハリスン・ポープという人が指摘しています。→ Rich Piana's Mysterious Death Raises Questions About Insulin and Bodybuilding

検出されることがないおかげで薬物検査に引っかかる心配も無いし、ボディービルダーたちがインスリンを打ちたくなるのは、ある意味では当然なのです。


さて、それらを踏まえたうえで、「デブエット」って一体何なのですか?「炭水化物とタンパク質を食べまくって太っていく行為」ですか?「インスリンを注射して体重を増やす行為」ですか?どこの誰がこんな言葉を作り、定義付けをしているのですか?マスコミの人間が勝手に作った造語ではないのですか?日本語にすら存在しない、存在したことも無い、ましてや英語ですらない、誰かが勝手に作った言葉ではないのですか?私自身、この記事にアクセスするまで、「デブエット」なんて言葉自体、全く知りませんでしたし、当然、一度も使ったことはありません。

この記事の中の出典の1つに挙げられた朝日新聞による記事は既に削除されていてアクセスができません。

その根底にあるのは「『ダイエット』=『体重を減らす』という意味だ」という日本人の多くが勝手に抱いているであろう何の根拠も無い思い込み、もしくは、バカげた勘違いではありませんか?既に指摘したとおり、英語の「diet」にそんな意味は一切ありません。

すなわち、この記事全体の記述と内容がナンセンスの塊であるということです。この記事の頭に貼られているテンプレート{{複数の問題}}も、そのことを暗示しています。こんな内容の記事がウィキペディアに必要でしょうか?この記事の削除依頼も提出しました。--ラッツ会話2021年8月9日 (月) 12:48 (UTC)[返信]