ノート:キンウィンワー

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改名提案[編集]

 記事名を現行のキンウィントワウからキンウィンワーに改名する事を提案致します。理由は、

  1. 原語での発音と著しい差がある。
  2. 且つ現行の「キンウィントワウ」という表記が日本語文化圏で慣例として定着している事が窺える資料が見当たらない。

以上の2点です。

 この記事の初版は英語版のen:Khin Wint Wahからコンテンツ翻訳で作成されたものですが、記事本文は精度の低い機械翻訳をそのまま投稿した事が強く推定されます。またビルマ語の知識となりますが現代ビルマ語では音節の終わりに来る事ができる子音は基本的に鼻音(カナで表記すれば「…ン」)か声門閉鎖音/ʔ/; カナ表記する場合は「…ッ」)の2種類しか存在しません。以上の要素から記事名も初版の本文同様に正確性が疑わしいと推定する事が可能であると存じます。さて、この記事の主題となっている人物名の2番目の要素は慣用的なラテン文字表記では Wint ですが、本来のビルマ文字による綴りでは ဝင့် で綴りの通りにラテン文字転写するALA-LC翻字法では vaṅʻ' となり、実際の発音は /wɪ̰N/ ウィン となります(ちなみに今回はそこまで大事でもありませんが င် で終わる要素では含まれている母音が綴り通りのものではなくなるという法則が存在し、綴りが a の場合は /ɪ/ に変化します。従って文字通りに翻字すれば khaṅʻ となる ခင်/kʰɪ̀N/ キン となる事は何らおかしな事ではありません。この通りビルマ語は綴りと実際の発音との間に差が見られる事例が多々存在する言語です)。ご覧の通りこの要素は鼻子音終わりであり、/t/ やそれに類する音が出てくる要素は全く存在しません。こちらのサイトでも簡潔な解説が行われていますが、慣用的なラテン文字表記で nt と書かれる傾向が見られるのは鼻音で終わる音節が第1声調(きしみ音を伴う声調)である事を示す場合ぐらいです(これに関しては2番目の理由にも関わってきます)。3番目の要素である ဝါ も第2声調(低くて平らにのびる声調)のワー /wà/ です。以上で個別に検討した要素をまとめますと、この人物名は「キンウィンワー」と転写する事が望ましいという結論を導き出す事ができます。

 そして Google で「キンウィントワウ」と検索しても外部サイトの情報での使用実績は全くと言っても良いほど見当たりません。強いて挙げれば初版作成者さんが開設したと思われるブログくらいです。一方私が提案する「キンウィンワー」でも出典として使用可能なサイトは出てこない代わりに、言及している方々はどうもミャンマーの文化についてご存知と思われる傾向が見えます。名前に第1声調の鼻音終わりの音節を持つ人物の記事にウ・タント(原音主義に則れば「ウー・タン」)という事例はありますが、この人物に限ってはたとえばコトバンクに見られるようにビルマ語への無理解により慣用的なラテン文字表記 U Thant に引きずられたと推定されるものが日本語文化圏における長年の慣習として定着してしまった為、例外的に「タント」と表記する事が認められているという理解です。

 なおこの改名提案が通った場合転送ページとして発生する「キンウィントワウ」を残しておく意義は薄いと考えられますので、Wikipedia:即時削除の方針#リダイレクトのリダイレクト3-1に基づき即時削除を依頼する予定です。--Eryk Kij会話2020年9月24日 (木) 22:46 (UTC)[返信]

賛成 ビルマ語の知識はまったくありませんが、YouTubeで動画(2:07あたり)を見た限りでは「キンウィンワー」のように聞こえます。少なくとも「ウィント・ワウ」ではありませんので、改名に賛同したいと思います。なぜ「キン・ウィン・ワー」じゃないのかなと疑問に思ったのですが、アウンサンスーチーを思いだしてミャンマーの人は姓を持たないからこの表記でいいのかと勝手に納得しました。--ねこざめ会話2020年9月25日 (金) 18:25 (UTC)[返信]

まああたやってしまいましたね。リダイレクト3-1が適用できるのは項目名に曖昧さ回避の括弧が含まれるものだけでした。出すならば通常の削除依頼となりますね。--Eryk Kij会話2020年10月2日 (金) 10:51 (UTC)[返信]