テバイン

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テバイン
構造式
IUPAC名 3,6-ジメトキシ-17-メチル-4,5α-エポキシモルヒナ-6,8(14)-ジエン
別名 パラモルフィン
分子式 C19H21NO3
分子量 311.37
CAS登録番号 [115-37-7]

テバイン (thebaine)、別名パラモルフィン (paramorphine) はオピオイドアルカロイドの一種で、アヘンの少量成分である。化学的にモルフィンコデインと類似した構造を持つ。抑制作用よりも興奮作用のほうが強く、多量に摂取するとストリキニーネと同様の痙攣作用をもたらす[1]。テバインがそのまま治療用に使われることはないが、工業的には医薬品原料として利用され、オキシコドンオキシモルフォンナルブフィンナロキソンナルトレキソンブプレノルフィンエトルフィンなどが製造される。

国際的に法規制が行われている化合物であり、イギリスでは1971年薬物誤用法においてクラスAに、アメリカ合衆国では規制物質法においてスケジュールIIに分類されている。

参考文献[編集]

  1. ^ Aceto, M. D.; Harris, L. S.; Abood, M. E.; Rice, K. C. (1999). "Stereoselective mu- and delta-opioid receptor-related antinociception and binding with (+)-thebaine." European Journal of Pharmacology 365(2-3): 143–147. PMID 9988096.