スカイフィッシュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

スカイフィッシュ: Sky Fish)とは、長い状の身体を持ち、空中を高速(280km/h以上)で移動する、とされている未確認動物(UMA)。欧米では、その棒状の形態からフライング・ロッド (Flying Rods) あるいは単にロッド (Rod) と呼ばれることが多い。

概要[編集]

1995年、ビデオ編集者のホセ・エスカミーラ (Jose Escamilla) が、仕事中にビデオ映像をコマ送りすることによって発見した。ビデオカメラ写真には写るが、実際に捕獲された報告のないことから話題となり、日本を含め各地で同様の事例が報告された。

推定されていた特徴[編集]

全長
長さ数cm - 2m。その他、全長約30mと言われたり、15cmほどであるとも言われた。
形状
棒状の体で、側面に帯状のひれを持つ。また、棒状の体には体節があり、各節にがあるともされた。
性質、起源など
ひれを波の様に動かして、空中を超高速(肉眼で捉えられないスピード)で飛行する生物ではないかと考えられた。一部では、「古代カンブリア紀)に棲息していたバージェス動物群の一種、アノマロカリスの生き残りが進化したもの」という説も提唱された。

正体の一説[編集]

近年の検証により、スカイフィッシュの正体はハエなどの昆虫であるとされている。カメラの眼前に飛んでいるハエなどの昆虫が入り込んだ場合、残像のように映る。これが、あたかも高速で飛び回る棒状の生物が映ったかのように見える。この現象をモーションブラー現象という。ビデオカメラや写真には写るが、肉眼で発見する者や実物の捕獲例が皆無なのはこのためであると考えられる。

2003年11月に放送された日本テレビ特命リサーチ200Xにおいては、スカイフィッシュの存在説を否定、2006年4月の放送においては、大学の監修の元、ハエをハイスピードカメラ家庭用ビデオカメラで撮影して比較した。その結果、コマ数の多いハイスピードカメラではハエがはっきりと写るのに対し、コマ数の少ない家庭用カメラ(30コマ/秒)では、ハエがこれまで撮影されてきたスカイフィッシュと同様に写ることを確認した。

フジテレビ「奇跡体験!アンビリバボー」においても、2000年4月13日放送の特番でスカイフィッシュを取り上げた際、実際に検証したうえで存在を否定している。

存在肯定派[編集]

存在肯定派は「スカイフィッシュとされている生物」全ての映像痕跡を検証することは困難な上、モーションブラー現象では説明できないものもあり[要出典]、俗にいう悪魔の証明であるとして、その存在を完全に否定できないと主張している。宇宙人や他の未確認生物の存在に関する議論と同様に、決定的な結論を出すことは難しいとして、様々な仮説を展開している。

UMA説[編集]

アノマロカリス進化説
古代生物アノマロカリスが飛行するように進化したという説。
改造生物説
政府・軍などによって遺伝子操作などで人為的に作り出された生物であるという説。
プラズマ生命体説
生命体プラズマ化した説。

無生物説[編集]

無機物で構成されているという説。

宇宙船
人間よりも遥かに小さい知的生命体の乗り物であるという説。
ロボット
何らかの意図で製造された人工物だという説。

スカイフィッシュが撮影された映像[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]