ジルバ (1994年のパチンコ機)

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ジルバは、1994年6月にSANKYOが発売した、社交ダンスの一種であるジルバをテーマにしたパチンコ機のシリーズ名。

ジルバIの1機種がある。

概要[編集]

貯留型の羽根モノタイプ。役物内にはジルバを踊るカップルがおり、名前は「ポールとポーラ」である。

役物上部に搭載されているミニデジタルにはV入賞をサポートする仕様がある。このようなことは羽根モノ史上初の試みであった[1]

スペック[編集]

  • ジルバI
    • 賞球数 ALL10
    • 大当たり最高継続 15R
    • 最大貯留 6個(7カウント、偶数ラウンドは貯留無し)

演出[編集]

役物上部のミニデジタルは通常時、常に変動している。始動チャッカー入賞後羽根に玉が拾われると停止し、「7」で停止するとVゾーンの左右にある可動板が前後に動きV入賞をサポートする。

大当たり中は奇数ラウンドと偶数ラウンドで役物の動きが変わる。

最終15ラウンドを除く奇数ラウンドは、役物内部の左右に3個ずつ、最大6個貯留する。ハズレ7カウントか羽根開閉14回後に解放し、同時にVゾーンの左右にある可動板が前後に動く。

偶数ラウンドはハズレ7カウントか羽根開閉14回後に可動板が前後に動くのみとなっている[1]

サウンドトラック[編集]

  • 『ザ・パチンコ・ミュージック・フロム SANKYO FEVER WARS』キングレコード1998年8月21日。KICA-1217。
    • BGMが収録されている。

脚注[編集]

  1. ^ a b 白夜書房 1994, p. 36.

参考文献[編集]

外部リンク[編集]