ジャアファル法学派

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ジャアファル法学派(じゃあふぁるほうがくはnote A)はシーア派におけるフィクフつまりイスラーム法学の学派(マズハブ)の一つ。シーア派の多数派を占める。学派名は6代目イマームのジャアファル・サーディクに由来する。十二イマーム派と同一視される。

相続問題、宗教的な税金、商取引、個人の状態や一時的な結婚つまりニカー・ムト・アーの許可と同程度にイジュティハードを信頼する点でスンナ派の4大法学派との違いがみられる[1]。しかし、こういった違いにもかかわらず、スンナ派の宗教体系によって許容できるムスリム「マズダク」としてジャアファル「フィクフ」を許容することを扱う数多くのファトワが出されてきた。そのなかにはアンマン報告やアル=アズハル・シーア・ファトワも含まれる。

分派[編集]

ウスリー派[編集]

この学派はイジュティハードをイスラーム法を見出す際に論理的に有効な立論に適用して使う。「ウスリー派」は、聖なる法源を隠れイマームの仲介人として独立して解釈する能力を持ちas、共同体へのガイドとして働くムジュタヒードの役割を重視する。つまり、変わりゆく時局や大転換期を考慮して法的解釈が柔軟な状態に保たれている[2]。この学派はシーア派の大多数で優勢となっている。

ホメイニー師が発展させた思想によれば、二種類のジャアファル法学派が認められる。一方は因習的法学、他方は活動的法学である。有名な教科書『ジャヴァヘル=アル=カレム』(アラビア語: جواهر الكلم‎)に起源がある活動的法学では、空間(アラビア語: مکان‎)の概念と同じように時間(アラビア語: زمان‎)という概念を考えるべきである。これら二つの概念は戒律を見出すのに重要な役割があると考えられた[3]

アクバル学派[編集]

この学派はイジュティハードに対して限定的なアプローチをとる。この学派は非常に数少なかった信奉者が去ってしまったので今日では滅びてしまった。ただ、ネオ・アクバル学派がインド亜大陸で発生しているが、彼らはバーレーンの旧アクバル学派に属してはいない[2]

下位記事[編集]

論争のない領域[編集]

論争のある領域[編集]

ムスリムの間で論争があるジャアファル法学の分野がある[要出典]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  • ^A In Arabic script: جعفري, strict transcriptions: Jaʻfarī or Ǧaʿfarī, /d͡ʒaʕfariː/; from the name: جعفر, Jaʻfar/Ǧaʿfar, /d͡ʒaʕfar/.
  1. ^ Nasr, Vali (2006), The Shia Revival, Norton, p. 69 
  2. ^ a b [Oxford concise dictionary of Politics,2003:487]
  3. ^ (ペルシア語: صحيفه نور‎) http://www.tebyan.net/Html1/Sahife/html/21/289.htm

参考[編集]

  • Oxford concise dictionary of Politics,2003

外部リンク[編集]