クプア

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オアフ島カイルア海岸に現れたメネフネの模型
メリー・モナーク・フェスティバルマウイに扮した参加者

クプア英語: Kupua)は、ハワイ神話に登場する四主神(クーカーネロノカナロア)または五主神(ヒナを加える)に次ぐ様々な半神の存在で、動物植物人間など様々な形で現れて、それぞれが持つ霊能力で人々に影響を与える。[1]

例えば、マウイトリックスターとして知られていて、太陽を捉えて昼の長さを伸ばしたりなどした。メネフネ小人の働き者で、カウアイ島には彼らが作ったといわれる「メネフネ養魚池」(Menehune Fishpond)がある。パパ (Pāpā)は女神で、母なる自然と同一視される。ペレ火山の女神で、稲妻暴力などを司る。ハウメア大地を司る女神で、ペレの母親でもあるった。ラカフラ守護神である。カマプアアはしばしばの形で現れて、オアフ島・カウアイ島では王家の争いに関係する戦士でもある。

こうして、クプアは自然現象、人の職業に関した半神である場合が多い。人の家族に関連した神々は「アウマクア」と呼ばれる。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]