ガイデル

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ガイデルは、テレビアニメ宇宙戦艦ヤマトIII』の登場人物。声優柴田秀勝

概要[編集]

ガルマン・ガミラス帝国東部方面軍司令長官。配下にダゴン将軍、フラーケン大佐がいる。旧ガミラス帝国軍出身の軍人ではなく、デスラー総統がボラー連邦からガルマン民族を解放したガルマン星独立戦争の過程でガルマン・ガミラス軍に入隊して昇進した、ガルマン・ガミラス世代の生え抜き軍人である。襟章の数から、階級は大将であることが窺える。

名前の由来はナチス・ドイツ国防軍最高司令部総長ヴィルヘルム・カイテル

劇中では「提督」と呼称されている。ガミラスやガルマン・ガミラスの将官はほとんどが「将軍」と呼称されており、ガイデルのみが「提督」と呼称される理由は不明。また、ヤマトに対して完勝を収めたことは全シリーズを通しても非常に稀有である。

準備稿では「ドーナッツ提督」という名前であった。当初予定していた全52話構成では、惑星ラース(本編での惑星ファンタム)の一件によりゴア帝国(本編でのガルマン・ガミラス帝国)と対立して以降、ルダ王女をめぐる抗争の中でデスラーからの正式な派遣軍としてヤマトと再戦することになっていた[1]

劇中での活躍[編集]

ボラーの保護下に入ったバース星の艦隊を撃破するなど自分の担当する戦線で優位に戦闘を進め、ガルマン・ガミラスの支配圏拡大に辣腕を振るっていた。

しかし、ダゴン率いる第18機甲師団艦隊がバース星艦隊と交戦する中で、戦線は拡大。デスラーから進出を控えるように命令されていた、銀河系オリオン腕最辺境の太陽系までも侵略の対象に含めていく。デスラーにヤマトと交戦していることを知らせなかったため、デスラーは自分の部下がヤマトと戦っていることを知らなかったばかりか、東部方面軍に対して二連三段空母次元潜航艇など新兵器を供与していた。

次元潜航艇の攻撃で古代進が負傷したことにより戦闘指揮が取れなくなったヤマトは、東部方面要塞に捕らえられる。ガイデルは全員で喜びを分かち合うために要塞の軍人全員を広間へ呼び、大型モニターに映るデスラーへ誇らしげにヤマトを捕獲したことを報告するが、デスラーには手にしたグラスを床に叩きつけて激怒される。非礼を詫びるため、ガルマン・ガミラス本星へヤマトを案内することをデスラーから言いつけられた後の活動は不明。

脚注[編集]

  1. ^ 「宇宙戦艦ヤマトIII DVDメモリアルボックス 保完ファイル」(バンダイビジュアル)より。