オーク・ノール・ワイナリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
オーク・ノール・ワイナリー
所在地 アメリカ合衆国
オレゴン州ヒルズボロ
原産地 ウィラメット・ヴァレーAVA
他のレーベル エラプション
フランブロシア
トワイライト・ブラッシュ
設立 1970年
主要人物 グレッグ・リント
ブドウ品種 ピノ・ノワール、ピノ・グリ、シャルドネ、ナイアガラ、リースリング
公式サイト http://www.oakknollwinery.com/
販売地域 アメリカ国中
テイスティング 一般客でも可能
テンプレートを表示

オーク・ノール・ワイナリー: Oak Knoll Winery)は、アメリカ合衆国オレゴン州ヒルズボロ近郊のトゥアラティン渓谷にある株式非公開のワイナリー。1970年に設立されたワシントン郡最大のワイナリーで、ピノ・ノワールピノ・グリシャルドネなどを生産している。

多くの種類のワインを醸造しているが、これは自身の葡萄園を所有しないオーク・ノール・ワイナリーの特殊な性格によるものである。オーク・ノール・ワイナリーは他の葡萄栽培農家から葡萄を購入している。[1]

歴史[編集]

1970年、Ron Vuylsteke と Marjorie Vuylsteke は、ヒルズボロ南方の当時は酪農場だった土地にワイナリーを設立した。[2]オーク・ノールはワシントン郡で最初のワイナリーとなった。[1]初期の頃は、発酵過程におけるワインの貯蔵に中古のコカコーラのドラム缶が用いられた。[2]設立年である1970年には4000ガロンの果実酒が生産され、1973年にはピノ・ノワールの生産が開始された。[1]その後、1975年にはシャルドネリースリング、1990年にはピノ・グリの生産が開始された。[1]

またオーク・ノールはワシントン郡で最初にテイスティング・ルームを設けたワイナリーである。オーク・ノールは1986年までには売上量においてオレゴン州内第2位の規模を誇るワイナリーだった[3]が、1988年までに第3位に転落している[4]。1986年、ワシントンポスト紙は「アメリカ合衆国内で最良のピノ・ノワール」の一つにオーク・ノールのピノ・ノワールを挙げた。[5]長年に渡り、オーク・ノールはローガンベリーを用いたワインなど、他では見られないようなユニークなワインを生産し続けている。[6]1998年、ラズベリーから作られた「オーク・ノール・フランブロシア」が世界最高のデザート・ワインと言及された。[7]設立者である Ron と Marjorie は2005年にワイナリーの一部を息子のTom VuylstekeとJohn Vuylstekeに売り渡した。[8]2006年、オーク・ノールは年間30,000ケースを生産するワシントン郡最大のワイナリーとなった。[9]

栄誉[編集]

  • オーク・ノールのワインはホワイトハウスで用いられている。[10]
  • 1989年のオレゴン州博覧会
    2つの金賞、4つの銅賞を受賞。[11]
  • 1990年のパシフィック・ノースウェスト・ワイン・アンド・フード・フェスティバル
    1988年産シャルドネで銀賞を受賞。[12]
  • 1991年のサンディエゴ・ナショナル・ワイン・コンペティション
    1988年産ピノ・ノワールで金賞を受賞。[13]
  • 1988年のオレゴン州博覧会
    1つの銀賞、2つの銅賞を受賞。[14]
  • 2003年のパシフィック・コースト・オイスター・ワイン・コンペティション
    2001年産ピノ・グリで第9位を受賞。[15]
  • 2006年のザ・ダルズ・モーニング・ニュース・ワイン・コンペティション
    2つの銅賞[16]
  • 2007年のパシフィック・リム・ワイン・コンペティション
    ナイアガラ・グレープ・ワインで、白ワイン部門を制覇。[17]

ビジネス[編集]

ワイナリーとテイスティング・ルーム

オーク・ノールはウィラメット・ヴァレーAVA(アメリカ葡萄栽培地域)産の葡萄を用いてワインを生産している。ワイナリーはグレッグ・リントが社長として運営する企業である。[18]年間の利益は750万米ドルであり、オーク・ノール、トワイライト・ブラッシュ、エラプション、フランブロシアというレーベルの下、シャルドネ、ピノ・ノワール、ナイアガラ、ピノ・グリを中心に多くの種類のワインを販売している。[18]ワイン醸造の他、ワイナリーは施設を結婚式場やパーティー会場として公開している。オーク・ノールは、ポートランド・ローズ・フェスティバルの公式ワインスポンサーである。[19]

出典[編集]

  1. ^ a b c d Our story. Oak Knoll Winery, accessed October 20 2007.
  2. ^ a b McNichol, Bethanye. A berry good start to wine. The Oregonian, December 14 2000.
  3. ^ Christ, Janet. Oregon growers expect bumper crop of wine grapes. The Oregonian, September 17 1987.
  4. ^ Biggest wineries. The Oregonian, October 2 1988.
  5. ^ Conaway, James. The Global Reach of Pinots Noir. The Washington Post, September 7 1986.
  6. ^ Sloan, Eugene and Donna L. Williams. Taste tickles: Olallieberry, garlic, mead. USA TODAY, August 31 1990.
  7. ^ Witherell, Layne V. Oregon winery uses cool climate to its advantage. Richmond Times Dispatch, July 15 1998.
  8. ^ Leeper, Kate. Business briefs: Hillsboro. The Oregonian, April 21 2006.
  9. ^ Mandel, Michelle. Sweet sip of cuccess. The Oregonian, May 4 2006.
  10. ^ Sherrill, Bob. Time’s right for sampling Washington County. The Oregonian, July 18 2002.
  11. ^ Foodday: Veritas, Wasson Bros. Take top honors: nine gold medals awarded during state fair wine judging. The Oregonian, August 15 1989.
  12. ^ Stockley, Tom. Small wineries win top awards. The Seattle Times. August 13 1990.
  13. ^ Stockley, Tom. Northwest wines fare well during California judging. The Seattle Times, May 15 1991.
  14. ^ Duff, Dan. Wine Notes: Amity, King Estate wines take top prizes. The Oregonian, September 1 1998.
  15. ^ Schultz, John W. Ultimate Oyster Wine Version 2003. WineSquire.com, accessed October 20 2007.
  16. ^ 2006 Awards. The Dallas Morning News Wine Competition, accessed October 20 2007.
  17. ^ Lipson, Larry. Bottles that’ll put you in the red. The Daily News of Los Angeles, May 15 2007.
  18. ^ a b Oak Knoll Winery. Portland Business Journal, accessed October 20 2007.
  19. ^ “Oak Knoll sponsors 2009 Rose Festival”. The Hillsboro Argus. (2009年5月5日). http://www.oregonlive.com/news/argus/index.ssf?/base/news/1241549429194680.xml&coll=6 2009年5月28日閲覧。 

外部リンク[編集]