オオカミが電車を運転するだけのマンガ

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オオカミが電車を運転するだけのマンガ』(オオカミがでんしゃをうんてんするだけのマンガ)は、らつたによる日本の鉄道漫画。全編を通して水彩画タッチで描かれている。Twitterに投稿され、「鉄道ホビダス」ホームページにて掲載中。登場人物は全員「狼」というモチーフの擬人化、鉄道員漫画となっている。

設定[編集]

毛央鉄道(もうおうてつどう 以下、毛鉄)[編集]

関東にある架空の大手民鉄。県庁所在地の毛央市(もうおうし)は人口規模がさいたま市より大きく、横浜市より小さい政令指定都市としており、行政の中心の「狗場(くば)」という地域から毛鉄の幹線である「毛央線(もうおうせん)」が走っており、商業の中心の「伏町(ふせまち)」[1]から第2の幹線である「巻尾線(まきおせん)」が郊外に向けて走っている。巻尾線は伏町から郊外都市の巻尾市(まきおし)を結ぶ通称「巻尾北線(以下、北線)」と伏町と大きな神社のある都市、狛縫市(こまぬいし)を結ぶ通称「巻尾南線(以下、南線)」に運行形態が分かれており、北線は「牙ヶ谷(きばがや)」で毛央線に、南線は終点の「狛縫神宮(こまぬいじんぐう)」でサッカースタジアムのある「卯月園(うげつえん)」[2]方面に行く神宮線に接続している。
キャラクター
大神俊(おおかみ しゅん)[3]
主人公。埼玉県上尾市出身。
毛鉄巻尾線、新牙ヶ谷乗務管区所属の主任運転士。高校卒業後、求人のあった毛鉄に入社した。駅員、車掌を経て新牙ヶ谷乗務管区所属運転士に異動。鉄道に興味はなかったが、駅務係時代添乗した運転士に憧れて運転士を目指した。
大口修(おおぐち おさむ)
毛鉄研修センター動力車操縦者養成所教官。
大神と勤務シフトが似ているため、よく指導添乗をする。
山伏瀬奈(やまぶし せな)
毛鉄巻尾線、新牙ヶ谷乗務管区所属の運転士。大神と同期で、小さい頃から通勤電車が好きで毛鉄に入社。運転技術の向上ための行動は枚挙にいとまがない。
雨田遥(あまだ はるか)
毛鉄毛央線、長者町(ちょうじゃまち)乗務管区所属の運転士。大神と同期の運転士で九州の工業高校出身。毛央線でオーバーランをしたことがある。

脚注[編集]

関連項目[編集]