エウローパ (水上機母艦)

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艦歴
発注
起工
進水
就役 1915年
退役 1920年
その後
除籍
性能諸元
排水量 8805トン(常備)
全長 123.1m
全幅 14.0m
吃水 5.8m
機関 1基 2594hp
速力 12.2ノット
航続距離 -
乗員 250人
武装 76mm砲 2基2門
搭載機 水上機 8機

エウローパ (Europa) は、イタリア王立海軍水上機母艦潜水母艦である[1]。前身はイタリア貨物船「クアルト」であり、1915年に購入され改装された[1]。水上機8機を収納可能で、1918年ごろはマッキM5型戦闘飛行艇イタリア語版FBA-H型偵察飛行艇を搭載していた[1]第一次世界大戦が終わると除籍され解体された[2]

概要[編集]

1895年グラスゴーの造船所で商船として建造され、1915年水上機母艦に改装された。

武装は76mm砲を2門、水上機を8機搭載可能であった。

第一次世界大戦終了にともない1920年退役した。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 仏独伊 幻の空母建造計画、248ページ
  2. ^ 仏独伊 幻の空母建造計画、249ページ

参考文献[編集]

  • 瀬名堯彦、『仏独伊 幻の空母建造計画 知られざる欧州三国海軍の画策』、潮書房光人社、2016年、ISBN 978-4-7698-2935-5

関連項目[編集]

外部リンク[編集]