イーハトーブマイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イーハトーブマイル
開催国 日本の旗 日本
主催者 岩手県競馬組合
競馬場 盛岡競馬場
第1回施行日 2013年9月21日
2024年の情報
距離 ダート1600m
格付け M3
賞金 1着賞金300万円
出走条件 サラブレッド系3歳、岩手所属
負担重量 別定
出典 [1]
テンプレートを表示

イーハトーブマイル岩手県競馬組合盛岡競馬場で施行する地方競馬重賞競走である。正式名称は「奥州市長杯 イーハトーブマイル」。

概要[編集]

2013年に3歳馬限定の重賞競走として創設された。施行コース・距離は盛岡競馬場ダート1600m。

2016年、岩手競馬の重賞格付け制度の開始によりM3に格付けされた[2]。2018年に一旦準重賞に降格されたが、翌2019年にM3の重賞に戻った。なお、準重賞時も回次は付されており、通算されている。

2018年までは施行時期が9月で、不来方賞の前哨戦の意味合いがあった[3]。重賞に再昇格された2019年から11月に移り、その年最後の3歳馬限定重賞となったが、2021年に施行時期が再度変更され8月に行われた。

2022年からは施行時期が5月に、開催場が水沢競馬場にそれぞれ変更されたが、2024年より盛岡競馬場での開催に戻ることになった。

条件・賞金等(2023年)[編集]

出走条件
サラブレッド系3歳、岩手所属
負担重量
56kg、牝馬2kg減を基本に、格付賞金1000万円以上1500万円未満は1kg、同1500万円以上2000万円未満2kg、同2000万円以上は3kgの負担増となる[1]
賞金等
1着250万円、2着87万5000円、3着50万円、4着32万5000円、5着17万5000円、着外1万2500円。
副賞
奥州市長賞、開催執務委員長賞。

歴代優勝馬[編集]

全てダートコースでの施行。第6回は準重賞。

施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
1 2013年9月21日 盛岡 1600m テンショウリバイヴ 牡3 水沢 1:38.8 山本聡哉 畠山信一 高橋昇市
2 2014年9月20日 盛岡 1600m オールドバルディー 牡3 盛岡 1:40.4 関本淳 櫻田浩樹 山本武司
3 2015年9月19日 盛岡 1600m シークロム 牡3 水沢 1:37.8 村上忍 千葉幸喜 大久保和夫
4 2016年9月17日 盛岡 1600m エンパイアペガサス 牡3 水沢 1:40.1 村上忍 佐藤祐司 佐藤信廣
5 2017年9月16日 盛岡 1600m キングジャガー 牡3 水沢 1:39.4 高橋悠里 板垣吉則 廣松金次
6 2018年9月15日 盛岡 1600m サンエイキャピタル 牡3 水沢 1:38.9 菅原辰徳 瀬戸幸一 鈴木雅俊
7 2019年11月3日 盛岡 1600m ヤマショウブラック 牡3 水沢 1:38.6 高松亮 小林俊彦 山下勇
8 2020年11月8日 盛岡 1600m セシール 牝3 水沢 1:37.7 岩本怜 三野宮通 (株)アプエンテ
9 2021年8月22日 盛岡 1600m マツリダスティール 牡3 水沢 1:39.3 村上忍 菅原勲 高橋文枝
10 2022年5月29日 水沢 1600m フジクラウン 牡3 水沢 1:42.7 菅原辰徳 瀬戸幸一 (有)富士ファーム
11 2023年5月28日 水沢 1600m ケープライト 牝3 水沢 1:43.8 山本聡哉 佐藤浩一 島川隆哉

競走結果の出典[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 令和5年度第3回水沢競馬競走番組表(概定)” (PDF). 岩手競馬オフィシャルページ. 2023年5月26日閲覧。
  2. ^ 岩手競馬グレード制の導入について ~ 2016年シーズンから導入決定! ~”. 岩手競馬オフィシャルページ (2016年2月23日). 2020年11月6日閲覧。
  3. ^ 【岩手競馬重賞みどころ】第8回イーハトーブマイル(M3)”. ウマニティ (2020年11月6日). 2020年11月6日閲覧。

関連項目[編集]