アロイジオ・デルコル
アロイジオ・デルコル | |
---|---|
サレジオ会司祭 | |
聖職 | |
司祭叙階 | 1946年 |
個人情報 | |
出生 | 1920年2月7日 |
死去 |
1995年10月19日(満75歳没) 日本 大分県 |
アロイジオ・デルコル(Aloysio Del Col, 1920年2月7日 - 1995年10月19日)はイタリア出身のカトリックの神父でサレジオ会士。
生涯[編集]
- 1920年2月7日 北イタリアの町カサルサに生まれる。
- 1936年 宣教師として来日。1946年、司祭に叙階された。若くして、ラテン語文法書を完成。ヴィンチェンツォ・チマッティ管区長の秘書を務めた[1]。
- 1964年 ドンボスコ社から、フェデリコ・バルバロ神父と共訳での旧約新約聖書の日本語口語訳を出版。「バルバロ訳」は、講談社に版権が移った時にバルバロ神父が一人で全体を改訳したもの[2]。
- 1970年 - 1978年 カトリック碑文谷教会の主任司祭を務めた[3]。その後、他の管区長の秘書を務め、ドン・ボスコ出版社の社長となった。カトリック関係の書籍の出版での功績が認められ、教皇ヨハネ・パウロ二世から勲章を授与された。
- 1978年 大分県へ転任。大分市の聖ヨゼフ修道院にて出版社「世のひかり社」を創立。
- デルコルは多忙であっても、読者の信仰や生活の方針についての沢山の質問の手紙や電話、また、遠くから訪れる多くの人に対し、丁寧で、速やかな答えを与え、病身にあっても、人々に奉仕し、暖かく接していた。
- 1995年10月19日 大分県で死去。墓所は、別府カトリック墓地内。死去後は、秘書であった江藤きみえが責任者となって運営されている[1]。(2011年現在)
著作[編集]
翻訳聖書[編集]
- 『旧約新約聖書 口語訳』 (バルバロ/デルコル共訳) ドン・ボスコ社
世のひかり社[編集]
- 『司祭は第2のキリスト』 (司祭叙階50周年記念)
- 『ロザリオ! これこそ世界を救う武器! No.1:よろこびの第一』
- 『ロザリオ! これこそ世界を救う武器! No.2:よろこびの第一』
- 『ロザリオ! これこそ世界を救う武器! No.3:よろこびの第一』
- 『ロザリオ! これこそ世界を救う武器! No.4:よろこびの第一』
- 『ロザリオ! これこそ世界を救う武器! No.5:くるしみの奥義』
- 『信仰の人 聖ヨゼフに対する信心』
- 『人生行路の導きの星 No.1:聖徳の模範』
- 『人生行路の導きの星 No.2:崇拝の表現』
- 『つばきの花:若者へのすすめ No.1:自由の恵み、賢明』
- 『真理の霊 No.1:神によって保証された教え』
- 『真理の霊 No.2:ご聖体におけるイエズスの現存』
- 『太陽の熱愛者 - デルコル神父様の秘訣』
- 『命の至福へ - 素晴らしい召し出し』
- 『メッセージ - 神の存在の証明 No.1』
- 『メッセージ - 神の存在の証明 No.2』
- 『聖性の階段 No.1:レデンプトル・オミニスの感激』
- 『聖性の階段 No.2:賢い蜜蜂のように』
- 『聖性の階段 No.3:素晴らしい手本』
- 『聖性の階段 No.4:人を照らすローソクの使命』
- 『かりいれは多いが働く人は少ない No.1』
- 『聖書で祈るロザリオ』
- 『混乱の中の識別:真の信仰を教えて下さい!』
- 『聖母マリアの小聖務日課』 (日本語・ラテン語)
- 『現代の神秘家アレキサンドリーナ・ダ・コスタによる十字架のみちゆき』
- 『サレジオ会修道士オッタビオ・マジェロ、ドン・ボスコの出身者会とともにあゆんだ50年』
愛心館[編集]
- 『聖エフレム伝』 デルコル神父 著 1993年6月
- 『聖母賛歌』 著者:聖エフレム 訳者:デルコル神父・江藤きみえ 愛心館発行
他多数