アフマドナガル城

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アフマドナガル城
城内

アフマドナガル城マラーティー語:भुईकोट किल्ला, अहमदनगर, 英語:Ahmadnagar Fort)は、インドマハーラーシュトラ州アフマドナガル県の都市アフマドナガルにある城塞。アフマドナガル王国の君主の居城でもあった。

歴史[編集]

アフマドナガル城の歴史説明

1490年アフマド・ニザーム・シャー1世が独立したのち、アフマドナガル王国の首都アフマドナガルの建設にかかったが、居城となるこの城の建設も行なった。

1553年ブルハーン・ニザーム・シャー1世は城の再構築を行い、1565年にそれは完成した。

1600年以降、アフマドナガル王国とムガル帝国との間で城が争奪されたが、1633年に城は帝国のものとなった。

その後、18世紀ニザーム王国マラーター王国シンディア家の支配の領すところとなり、1803年イギリスに占領された。

20世紀前半、のちにインドの首相となったジャワハルラール・ネルーは植民地時代イギリスに逮捕された際、1942年から1946年にかけてこのアフマドナガル城に投獄された[1]

脚注[編集]

  1. ^ Jawaharlal Nehru, The Discovery of India, 1946. 辻直四郎訳『インドの発見』岩波書店, 1953, 上巻.

ギャラリー[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]