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陰茎硬化性リンパ管炎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
陰茎硬化性リンパ管炎
概要
診療科 皮膚科
分類および外部参照情報

陰茎硬化性リンパ管炎(いんけいこうかせいリンパかんえん、: Sclerosing lymphangitis, Lymphangiosclerosis)とは、陰茎冠状溝を取り囲む、または陰茎の長軸方向に走る紐状の構造を特徴とする皮膚疾患で、激しい性行為中の外傷が原因とされている[1]:43

性病性陰茎硬化性リンパ管炎は、陰茎冠状溝と時に隣接する陰茎遠位部皮膚に生じる、圧痛の少ない硬結からなる稀な陰茎病変である。この病変は、陰茎の静脈に繋がったリンパ管の硬化を伴う。太い索のように見え、硬く、殆ど石灰化または線維化した静脈のようであるが、静脈に見られる青色の色調を示さない傾向がある。陰茎が弛緩している際も硬結や静脈のように感じられ、勃起時には更に顕著になる。この疾患は比較的一般的で、殆どの場合で激しい性行為の後に発症し、自然治癒する。

原因

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陰茎硬化性リンパ管炎の病因は不明であるが、リンパ管塞栓症に続発すると思われる[要出典]

管理

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大抵の場合、安静にし、潤滑剤を使うなどして優しくケアすれば治癒する傾向にある。ケアせずとも、数週間から数ヶ月後には自然に消えてしまうケースもある[要出典]

一般的には性行為を控えることが推奨されているが、性行為を行うことで症状が悪化したり、逆に回復が早まったりするという証拠はない[要出典]

関連項目

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出典

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  1. ^ James, William D.、Berger, Timothy G.『Andrews' Diseases of the Skin: clinical Dermatology』Saunders Elsevier、2006年。ISBN 978-0-7216-2921-6